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「女は結婚したら尽くすだけ」母の驚くべき言動の数々。聞いていた娘がまさかの<母の笑顔が私の幸せ>

  • 2024.12.20

ライコミさんは、「妻の鏡」と周囲から一目を置かれるほど家庭に尽くす母親のもとで育ちました。「あなたはママの大事な宝物よ」といつもやさしい言葉をかけてくれる母親のことが大好きだったライコミさん。大人になってもその思いは変わっておらず、ほんのささいなことでも母親にアドバイスを求め、母親が喜ぶ選択をすることが当たり前のようになっていました。母親のお下がりのカバンを職場で愛用してきたライコミさん。長く使い込んでいたためところどころ革がすり切れており、買い替えた方がいいのではと同僚に提案されます。自分のお金で新しく買い替えようと思いつつも、母親に相談せずにはいられず……。

カバンを買い替えたいと母親に相談したライコミさんでしたが、母親は「主婦なんだから新品買っちゃダメ」と一蹴。結局、母のお下がりのカバンを受け取りにくるように言われます。

夜中に車を走らせた先は…

※「女三界に家無し」とは、女性は幼いときは親に、お嫁に行ってからは夫に、老いては子どもに従わなければならず、広い世界中にどこにも安住できるような場所がないということわざ。

母親から新しいお下がりのカバンを受け取るため、実家へ足を運んだライコミさん。母親は話していたカバンのほかにも、スーツや靴のお下がりまで用意してくれていました。

ちょうどいいタイミングだと思い、ライコミさんは母親へ夫と相談していた同居についても提案。しかし、「女は三界に家無しって言うでしょ。女は結婚したら心身ともに家婚に尽くし、子どもを守り育て、老後は迷惑をかけずに去るのが理想よ」と笑顔でお断りされてしまいます。

そして「ライコミもそうやって立派な母になるのよ」と、母親の信念に従うようにくぎを刺されてしまいます。


「女は三界に家無し」。この言葉で、ライコミさんの母親がどのように生きてきたのかが垣間見えるような気がしました。しかし、「同じようにしなさい」と言われても、素直にうなずきにくいのが正直なところですよね。

ライコミさんも「うん、大丈夫だよ」と返事をしていましたが、どのように感じているのででしょうか……?

みなさんは自分の母親や義母から自分の考え方と違うことを提案されたら、どんな風に意見を返しますか?


著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ

ベビーカレンダー編集部

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