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【母の日に思い出す】低学年から白紙…アルバムから伝わる「母の愛」|もうひとりの「おかあさん」

  • 2023.5.13
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このお話は、作者・さざなみ(@sizuqphi)さんが初めて夫の実家へあいさつに行った際に、夫の幼少期のアルバムから垣間見える義母の優しさに触れた、心温まるお話です。義母から差し出されたアルバムに目を輝かせるさざなみさん。幼いころの夫の写真はとてもかわいらしく、特別な日から何気ない日常まで収められた写真の数々は、撮影者の愛情まで写し出されているようでした。目を細めてページをめくっていきますが、突然写真が途切れてしまいました。『もうひとりの「おかあさん」』第2話をごらんください。

本人の意思を尊重し、たくさんあった写真がぱたりとなくなった空白のページ。差し込まれた学校での集合写真からは、なんとかわが子の成長を写真で残しておきたかった親心が伺えます。

アルバムいっぱいに詰め込まれた親の愛が感じられ、心が温かくなりますね。

あふれる愛情で、受け継がれる「家族の姿」

義母から差し出された、夫の幼少期のアルバムに目を輝かせるさざなみさん。うれしそうにページをめくっていましたが、突然真っ白なページが…。それは「写真を撮られるのが苦手」という夫の意思を尊重したページだったのです。その後のページに差し込まれた学校での集合写真を見て、あふれるほど詰め込まれた親の愛を感じたといいます。

作者・さざなみさんは、このお話について「大切な人の大切な人は、やっぱり大切な人」と自身の考えをつづっています。今まで他人だった者同士が家族になるには、思いもよらない困難があることも。そんなとき、さざなみさんや義母のように「大切な人の大切な人」も愛することができれば、困難を乗り越えられるかもしれません。

家族にはさまざまな形・関係性があるものですが、さざなみさん一家のように愛情や優しさが受け継がれ、穏やかな家族の姿が連鎖する様子には心が温まりますね。

著者:NAKAMA

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