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「家は?」ローンや子どもたちの話を持ち出すと妻も浮気相手も動揺し始めて

  • 2023.5.13
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ごく普通の家庭だと思っていた夫。それがある日、他人からは決して見ることができない地獄を見ることに……。しっかり者の妻に感謝していた夫・勇気は、妻の怪しい電話の会話を聞き浮気を疑っていた中、長期出張へ。疑惑を晴らすため内緒で帰省すると、妻は男といましたが浮気は否定。でも、妻の浮気相手との「LINE」画像と長女の「お父さんはいない」発言もあり離婚を決意。浮気相手から浮気の証言も録音でき、慰謝料や示談書の話もまとまります。あとは夫婦間で離婚の細かい話し合いをするだけでしたが、浮気相手も同席すると言いだして……。

慰謝料は妻の浮気相手・松原諒太が一括で払い、示談書のサインの件も片付きました。あとは夫婦間で細かなことを決めたかった勇気ですが、松原諒太も同席すると言って譲らないため、3人での話し合いが続きました。

勇気はまず子どもの話を切りだして……。

家や子どものことを話すと動揺し始めて

プライベートな内容にもなるので、夫婦間の話は2人で話したかった勇気ですが、妻の浮気相手・松原諒太が同席すると言って譲りませんでした。仕方なく、そのまま3人で話し合うことに。

勇気はまず子どものことを妻に聞きました。

「……子どもは私がみる!」 勇気はその答えを聞いて、安心しました。

恋愛に夢中になって「子どもはアンタが引き取って」と言われなかったことにホッとしたのです。

次に「家は?」と尋ねる勇気。

妻は自分の収入ではローンを払っていけないことを理由に「アンタが住むか……売る……しか……ない?のかな……」というので、「払えないって、この男と一緒になるなら払えるんじゃないの?」と勇気。

「いや……それは」

「子どもたちも自分たちの部屋がいる年だし、引っ越して生活環境を変えるより、今の家に住んだほうがいいんじゃないの?」

夫婦間の話し合いに同席した妻の松原諒太にも、あえて尋ねました。

「妻を支えていくって言っていたけど、それはもちろん子どもたちも入っているよね?」

「……それはそうです……ね」

少し意地悪なことも言いました。

「離婚した後にすぐ籍入れるかは知らないけど、教育費はいるの? 全然払うけど、籍入れるなら払う責任はないはずだけど〜?」

明らかに動揺する松原諒太。妻とは何も話し合っていなかったのか、それともこんなことになるとは思っていなかったのか。妻もなんと言っていいかわからず、しどろもどろでした。

妻も浮気相手も浮気の末に一緒になろうとしているのに、子どもや家のことをどうするのか考えてなかったのでしょうか。現実的なことが見えていなそうで、少し子どもたちのことが心配になりました。子どもたちがこれ以上、嫌な目に合わないといいですが……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ガマ太郎

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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