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「知ってたんですね…」友だちに執着する少年が不登校に。他学年まで噂が広まり!?<小学生トラブル>

  • 2023.5.13
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小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。

ソウのお母さんは以前、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「レクトの姉に娘がカツアゲされそうになり、さらに執着されて大変だった」という保護者の高木さんの話を聞いたことがありました。

不登校になったレクトについて「もしかして保護されたのかな」と考えていましたが、ソウによると「レクトはケガで休んでいるらしい」とのこと。

そして、1カ月ほど経ったころ、レクトは学校に戻って来ました。クラスメートに休んでいた理由を尋ねられたレクトは、「ケガをしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話していましたが……。

少年の姉に被害にあった保護者は…

顔を曇らせながら「大したことない」と、クラスメートに話したレクト。その様子に、周りの子どもたちもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。

レクトが学校戻ってからしばらく経ったころ、ソウのお母さんは、見回り当番で学校へ向かいました。

「ソウくんのお母さん!」

同じ学校の保護者、高木さんに声をかけられます。高木さんの娘・ミミちゃんは、レクトの姉に執着されていた過去があり、「ソウくんは大丈夫?」と心配してくれていました。

「ソウもレクトくんに執着されていた。今は学校の協力と、レクトくんがしばらく学校を休んでいたことで、執着はだいぶ解けた」と説明するソウのお母さん。

「レクトくん、長いこと学校を休んでいたものね」

高木さんは、レクトが長期間休んでいたことを知っているようでした。

レクトと同じ学年には子どもがいない高木さんですが、レクトが休んでいたこを把握していました。もしかしたら、学年問わず保護者の間でレクトのことが噂になっているのかもしれませんね。

学校の保護者同士や職場の同僚など、コミュニティの中での噂話というのは、すぐに広まってしまうものではないでしょうか。噂話が聞こえてくると、ついつい聞き耳を立ててしまう、なんてこともあるかもしれませんが、もし自分が噂話の対象であれば気持ちのいいものではありませんよね。皆さんはママ友や同僚との会話で噂話が話題にあがったとき、どういったスタンスで話を聞くようにしていますか?


著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人

ベビーカレンダー編集部

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