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どんな保険にいつ入る?保険見直しのタイミングは?迷ったときの「相談窓口」もおしえます

  • 2023.5.13

万が一のために保険に加入したいけれど、保険の種類が多すぎて、どのような保険に加入していいか迷っていませんか?

迷っているうちに実際に万が一のことが起こってしまっては大変です。逆によくわからないで保険を選ぶと保険料が無駄になるかもしれません。

そこで本稿では、ライフステージ別・年代別に加入すべき保険とその理由について解説。さらに迷ったときのための「相談窓口」を紹介します。

■保険はどんな種類がある?

自身が加入すべき保険を知るために、どのような保険があるのかを理解しましょう。ここで紹介するものがすべてではありませんが、主な保険と、利用シーンを下記の表にまとめました。

【万が一の保障】
自身が死亡・高度障害状態になった場合の遺族の生活費を保障する保険です。

【入院や手術の保障】 自身がケガや病気、がん等で入院・手術を受けた場合に、治療費を保障する保険です。

【損害保険】
偶然の事故や災害で発生した損害を補償する保険です。

【その他の保険】
その他、上記で分類することが難しい保険商品です。

■どんな保険にいつ入るべき?

保険はどのようなタイミングで加入を検討するべきなのでしょうか?ライフステージ別、年代別に加入すべき保険の一例を紹介します。

●ライフステージ別に加入すべき保険は?

下記は、ライフステージ別に加入を検討すべき保険の一例です。

・結婚したらお互いの保険の全体的な見直しが必要

お互いに働いていた2人が結婚を機に、どちらかが家事、もう片方が家計を支える等、役割分担が生じる場合があります。

この状態で家計を支える側に万が一のことがあった場合、残された遺族は大きな経済的困難に直面してしまうでしょう、またこれまで加入していた保険の受取人の見直しが必要になるかもしれません。

結婚をした場合、これまでお互いが加入してきた保険を全体的に見直すことをおすすめします。

・子どもが生まれたときは死亡保険と学資保険を検討

子どもが生まれると、家計の生活費に変化が生じるため、これまでの死亡保険の保障額では不足する可能性があります。

また子どもの教育費の準備として、学資保険を検討する必要があるでしょう。

・住宅購入をしたときは死亡保険と火災保険の見直しを検討

住宅購入の際に住宅ローンを組むと、団体信用生命保険(以降、団信)という生命保険に加入します。団信とは住宅ローン返済期間中に万が一のことがあった場合に残債がゼロになるというものです。

そのため団信の加入に伴い、現状加入している死亡保険と重複部分が生じるため、見直しができる場合があります。

またこれまで賃貸物件に住んでいて、新たに新築住宅を購入して住むような場合、火災保険の補償の対象や保険金額に大きな変化が生じるため見直しが必要です。

・個人事業主になったら就業不能保険を検討

長い人生の中では転職をする場合もあるでしょう。仮に個人事業主となった場合、個人事業主は会社員や公務員に比べて遺族年金が少ない傾向があるため、死亡保険を手厚くする必要があります。

また個人事業主が一般的に加入する「国民健康保険」には傷病手当金がないため、ケガや病気で働けなくなったときに備えて、就業不能保険の加入を検討する必要があります。

遺族年金とは、一家の働き手や年金を受け取っている方に万が一のことがあった場合に、家族に支給される公的年金、傷病手当金とは、ケガや病気で働けなくなり、十分な給与を受けられないときに支給される給付金のことを言います。

・子どもが独立したら保険の全体的な見直しが必要

子どもが独立すると、生活費が減少する可能性が生まれるため死亡保険の見直し余地が生まれます。高齢になるにつれ、病院にかかる機会も増える可能性があるため、医療保険の拡充を検討しましょう。

また子どもが独立して生活費にゆとりが出る可能性があるため、個人年金保険等による積み立てを始めて老後に備えましょう。

・自動車保険と個人賠償責任保険は必要に応じて検討

自動車を所有して運転するようになると、車で他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりする可能性があります。自分自身がケガをするケースや、愛車が損害を受けるリスクもあるため自動車を購入したら自動車保険に加入しましょう。

また個人賠償責任保険は、日常生活で他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の賠償金を補償する保険です。支払われるケースを知っておくと便利な保険なので、必要に応じて加入しておくことをおすすめします。

ただし火災保険や自動車保険の特約で、知らないうちにすでに加入していることもあるため、補償の重複には注意が必要です。

●年代別に加入すべき保険は?

下記は、年代別に加入を検討すべき保険の一例です。

・20代で加入すべき保険は?

20代は一般的に収入が少ない傾向がありますが、急なケガや病気で医療費が準備できない可能性があるため、医療保険の加入を検討しましょう。

また、自身に万が一のことがあった場合、家族に葬儀代や関連費用で負担が生じるかもしれません。自身の葬儀代の備えとして、終身タイプの死亡保険も備えておくことをおすすめします。

・30代で加入すべき保険は?

20代よりも収入は増えますが、結婚して子どもの教育費や住宅ローンの返済など支出も増加し始める時期です。万が一に備えて、手厚い死亡保険を検討しましょう。

ただし手厚い死亡保険を用意しようとすると保険料が高額になるため、保険料が比較的安い定期タイプの死亡保険や収入保障保険を活用します。

子どもが生まれた場合は学資保険の加入も検討しましょう。また女性はがんのリスクが高まる時期のため、男性に先立ってがん保険の加入をおすすめします。

・40代で加入すべき保険は?

子どもの教育費の負担と住宅ローンの返済が重なり、ライフステージの中でも支出が多くなる時期です。30代と同様、万が一に備え、手厚い死亡保険で備えましょう。また40代は男女ともにがんの罹患リスクが高まる時期のため、がん保険の加入も検討しましょう。

・50代で加入すべき保険は?

一般的に子どもの教育費がピークに差し掛かり、人生の中でも最も支出が多くなる時期です。ただし50代後半は子どもが独立して、老後に備えられるゆとりが生まれる時期でもあります。

子どもが独立するまでは手厚い死亡保険を維持。独立後は死亡保険を見直して、老後に向けて医療保険の拡充や老後に向けた個人年金保険の加入を検討しましょう。

■どこに相談すればいい?おすすめ保険相談窓口3社

自身がどのような保険に加入して良いかわからない場合、あるいは今加入している保険の内容に不安を感じているときは、保険相談窓口に相談してみましょう。

ここでは生命保険、損害保険どちらもまとめて相談できるおすすめの保険相談窓口を3つ紹介します。

●保険見直し本舗……1世帯に1担当者制で手厚いサービス

保険見直し本舗は全国に店舗を展開、保険相談は何度でも無料、相談者のライフスタイルに合わせて、店舗相談、訪問相談、電話相談、オンライン相談等、さまざまな相談スタイルを用意しています。

また1世帯に1担当者制を採用しているため、安心して相談できるうえ、見直しもスムーズです。

保険見直し本舗では、保険加入の際に意識したい11の目的について、確認をしながらアドバイザーと相談が進められます。

生命保険以外にも、自動車保険や火災保険、ペット保険等も相談できるため、世帯で保障の漏れが生じることがありません。

●保険クリニック……ライフスタイルに合わせた相談スタイル

保険クリニックは、「2022年オリコン顧客満足度調査 来店型保険ショップ」総合1位を獲得しています。

保険クリニックでは、まず現在加入している保険について1枚のシートにまとめ、保障内容や保険金額についてコンサルタントと一緒に現状を分析。見直しの必要があれば、必要な保険を提案するというスタイルで進められます。

保険を提案する際も、まずお客さまの希望条件を丁寧にヒアリングし、意向に沿った商品を紹介します。おすすめの保険が複数ある場合でも、保障内容や保険料が容易に比較できる保険クリニック独自のフォーマットを採用しているため、容易に比較が可能です。

相談は何度でも無料、お客さまのライフスタイルに合わせて様々な相談スタイルを用意しています。

●マネードクター……経験豊富なファイナンシャル・プランナーが対応

マネードクターは一定の基準を満たした経験豊富なファイナンシャル・プランナーのみが在籍しています。

マネードクターでは、まずお客さまの状況をじっくりとヒアリングし、その内容をもとに生涯に必要なお金を具体的に算出。将来必要となるお金がどれくらいかを提案するとともに、万が一のことが生じたときの保障額も同時に提案します。

また生命保険だけではなく、総合的なライフプラン提案や家計の見直し、資産運用、住宅ローンや老後資金、相続など様々なお金に関する相談も無料で対応可能です。相談スタイルは、訪問相談、店舗相談、オンライン相談に対応しています。

●不安な人は「保険窓口に相談」がベスト

保険は生命保険、損害保険を含めるとたくさんの種類があり、ライフステージや年代によって選ぶべき保険が異なります。

自身で保険を選ぶことも可能ですが、保険の知識が不足していると保障の漏れや、保険のかけすぎなどが生じる可能性があるため、不安な方は保険窓口に相談しましょう。

文・金子賢司(ファイナンシャル・プランナー)
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、FPとして活動を開始。FPの最上級資格CFP資格を取得し、個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動。保険領域を得意とする。

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