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わざわざいきたい店|京都Shop#1 ギャラリー遊形

  • 2023.5.12

ECで何でも買える時代だけど、やっぱり実際に行ってみないと買えないモノや体験、出会いがある。その場所に行くことが旅のメインになるような名店を毎回ゲストの方に紹介してもらいます。

繁華街から少し離れて、 穏やかな空間で贈り物を選ぶ。

京都で生まれ育ち、現在は京都駅近くの職場で働く編集者の丹所千佳さん。普段使いしているというショップ〈ギャラリー遊形〉を教えてくれた。

「繁華街の四条河原町から10分ほど歩いた界隈にあるお店です。2フロアにわたって、お菓子から器やタオルなどの日用品に、寝具まで並んでいます。これらはすぐ裏手にある江戸時代創業の老舗宿〈俵屋旅館〉で使用されているものたち。ものの作りの良さはもちろん、まるで旅館にいるかのような丁寧な接客もうれしいですね。なかでも手に取ってみてほしいのは石鹸『サヴォン・ド・タワラヤ』(6個1430円)。ベルガモットやサンダルウッドをはじめとする天然香料を贅沢に織り交ぜた上品な香りが心地よく、贈り物やお土産にもぴったり。クローゼットに入れて、サシェのように使うのもおすすめです。お菓子なら、『福俵』(850円)を。和三盆糖という最高級のお砂糖を使っているから、口溶けは抜群。日本茶にはもちろん、コーヒーにも合うんです。5分も歩けば、たまごサンドやフレンチトーストで知られる〈スマート珈琲店〉や、おそばがおいしい〈晦庵 河道屋〉も。コンパクトに京都を巡る拠点になるはずです」

ギャラリー遊形

住所:京都府京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル
TEL:075-257-6880
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
Instagram:@gallery_yukei

老舗宿〈俵屋旅館〉で使用されているオリジナルの道具や雑貨を買える店。デザインは旅館当主・佐藤年さん。

Selector:丹所千佳 編集者

たんじょ・ちか/1983年、京都府京都市生まれ。編集者としての仕事に、雑誌『mille』など。著書に『京をあつめて』。

text : Ryota Mukai

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