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大学3年生400人が希望する「最低限実現したい生涯最高年収」は?2位は「600万円以上700万円未満」

  • 2023.5.12
大学3年生が「最低限実現したい」生涯最高年収は?
大学3年生が「最低限実現したい」生涯最高年収は?

企業の与信管理に関するサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)が、「就職したい企業・業種ランキング」の調査結果を発表しました。

「平均所得を上回ればよい」と考える学生が多い?

同調査は今回で9回目。2023年1月から同年2月にかけて、全国の2024年3月卒業予定の大学3年生の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計400人(男性200人、女性200人)から有効回答を得たものです。なお、調査対象企業は、各業界の大手企業・組織200社を抽出しています。

「就職先の選定において気になる点」について聞いたところ、1位は「給与額」(回答率42.0%)でした。次いで、2位が「福利厚生」(同35.3%)、3位が「雇用形態(正社員・契約社員など)」(同25.5%)と続いています。これら上位3項目は前回の調査結果と変わらず、特に「給与額」は、学生の就職先選定における最も重要な点となっているようです。

「最低限実現したい生涯最高年収」については、「500万円以上600万円未満」(回答率15.0%)が最多に。次いで、「600万円以上700万円未満」(同12.3%)が2位、「1000万円以上1500万円未満」(同11.3%)が3位となりました。

男女別では女性よりも男性、文理別では文系よりも理系において、1000万円以上の給与を求める回答が多く、高い年収を希望する層も少なからず存在していることが分かる結果となっています。

調査結果について、同社は「民間給与実態統計調査(令和3年度)によると、民間企業の平均年収は443万円となっており、学生の回答が『500万円以上600万円未満』に集中していることから、『平均所得を上回ればよい』と考える学生が多く存在していることがうかがえます」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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