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カーネーションを贈るのが定番の「母の日」。『紫陽花』をプレゼントしても大丈夫??

  • 2023.5.11

母の日に贈る花として定番なのは、カーネーションです。 しかし、花屋などに行けば他にも美しい花はあります。 例えば、「紫陽花」は花言葉などから見てプレゼントにしてもいい花なのでしょうか。

ネックになる花言葉もある「紫陽花」

 

まず、「紫陽花」にどのような花言葉があるのかを解説します。

紫陽花の全体的な花言葉

紫陽花には、ネガティブな花言葉が多いです。

・移り気 ・無邪気な心 ・変化する恋心 ・気まぐれな愛情 ・遠距離恋愛

これらの花言葉は、土壌などの成分ににより青だったり紫だったり赤紫だったりと花の色を変えるという紫陽花の特性から来ています。 そのため、花言葉という点から見るとプレゼントする際には注意が必要となる花といえます。

ポジティブな意味もある「紫陽花」の色別花言葉

全般的な花言葉にはネガティブな要素が多く含まれていますが、「紫陽花」の色別の花言葉を見るとポジティブな面があることが分かります。

・青い紫陽花:冷静な美しさ、誠実な愛情、神秘的な魅力 ・白い紫陽花:純潔な心、誠実な愛情、思いやり、謙虚さ ・赤い紫陽花:情熱的な愛情、強い想い、勇気、熱い思い ・紫色の紫陽花:高貴な心、優美な女性、清らかな愛情、華麗な美しさ ・ピンク色色の紫陽花:愛らしさ、優美な女性、情熱的な愛情、かわいらしさ ・黄色の紫陽花:嫉妬、冷たい心、虚栄心、裏切り

全体的な花言葉にも「家族団欒」といったポジティブな要素も

また、紫陽花の全体的な花言葉にはネガティブな花言葉だけしか無い、というわけではありません。 全般的な花言葉のひとつに「家族団欒」というものもあります。

紫陽花は小さな花がいくつも寄り添うように咲くことで、ブーケのような花となります。 その姿が家族が一堂に会して楽しむ様子を連想させることから、「家族団欒」という花言葉があるのです。

開花時期と華やかさで選ぶならステキな「紫陽花」

 

花言葉という面で見ると、母の日でプレゼントにするのに適していないようにも思われる面もある紫陽花。 しかし、おすすめな点もあるんです。

開花時期を迎えるのは母の日の頃合いから

「紫陽花」の開花時期は、種類や気候によって変わることもありますが、5月から6月にかけてが開花時期です。 つまり、母の日がある5月上旬から中旬はその花が咲き始めているということになります。 花屋に並んでいることもあるでしょうから、その時はプレゼントする事は可能になっています。

豊富な種類は母親にぴったりな一株が見つかるかも!!

紫陽花は、非常に品種改良が進んでいる植物です。 そのため、花の咲き方や色など種類が豊富なので、華やかなものや慎ましさを感じるものもあります。 色合いも含めて、プレゼントする母親の好みの種類は見つかりやすいかもしれません。

カーネーションが定番となった理由

 

母の日の贈り物の定番といえばカーネーションです。 では、なぜ定番になったのでしょうか。

「母の日」の成り立ち

日本の「母の日」は、アメリカの風習が伝わってきたものです。

1907年にアンナ・ジャービスという女性が、亡き母を感謝と愛を伝えるために教会にカーネーションを贈りました。 翌年には、この教会で行われていた日曜学校の生徒とその母親が集まって集いを行いました。 この活動は周囲の人たちにも影響を与え、次第に規模も大きくなり、1914年には正式にアメリカの記念日となりました。

カーネーションを贈るようになった理由

「母の日」の発起人となったアンナ・ジャービスは、自分の母親が好きだったカーネーションを贈るよう提唱しました。 これが定着したことで定番の花となったのです。

それもあって、カーネーションには「母の日」にまつわる花言葉が付けられています。 カーネーション自体の花言葉は「無垢な深い愛」 赤いカーネーションには「母への愛情」。 ピンクのカーネーションは「温かい心」や「感謝」。 白いカーネーションには「純潔の愛」や「尊敬」。そして「亡き母を偲ぶ」「私の愛は生きている」といった亡くなった母親を思う花言葉があります。

その花言葉から、特に赤いカーネーションは存命の母親に贈るもの、白いカーネーションは母親を偲ぶものとされることがあります。

まとめ

「母の日」に贈る花としては「カーネーション」が定番です。 とはいえ、他の花ではいけないなんてことはありません。 例えば「紫陽花」も開花時期が母の日に近い花です。

紫陽花には家族団欒という花言葉があるのですが、ネガティブな花言葉もあります。

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