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「夫の階級で妻の立ち位置決まる」は実際にあった!? 読者のリアル体験集まる

  • 2023.5.11

■官舎のママ友関係に戸惑う早苗

最初は子どもが近い年齢のママ3人と仲良くなり、一緒にお茶をしたり公園で遊んだりしていたのですが、次第に旦那さんの階級が一番上のななちゃんママがリーダー的存在になっていきました。仲良くなるにつれてななちゃんママのご機嫌を取るのが当たり前になっていったのです。

そんなある日、お茶をしていたときにお受験の話題になり、ななちゃんママの意見と反することを早苗はつい口にしてしまいました。ななちゃんママは明らかに不機嫌そう。すると、ある事件が起きたのです。

その日も早苗は何気なくLINEをチェックしていたのですが、なんと早苗以外のママ友が全員グループから退出していたのです。

私だけでなく子どもまで仲間はずれに

自分だけでなく、子どもまで仲間はずれにされてしまった早苗。ママ友たちの夫と自分の夫は同じ職場のため、夫にも相談はできませんでした。孤立してしまった早苗とゆめかは、この後どうなるのでしょうか?

こちらは投稿されたエピソードを元に2020年10月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。

■社宅や官舎に住んだことがある経験者たちの証言

まずは早苗と同じように、社宅や官舎に住んだことがある妻たちの証言をピックアップしました。「あるある」と言う人から「こんなことない」「聞いたことない」と言う人までさまざま。ボスママがいるかどうかはその官舎によりけりなのかも。

・私は官舎に15年いました。うちの夫はヒラ。半分は大学の先生、あとの半分は事務方でしたが、やはり先生の奥さんは威張ってましたね。冬は積雪もある地域で、幼稚園バスも通るので、私は毎回官舎内の道路を雪かきしていましたが、先生の奥さんたちはその横で、雪で滑り台やかまくらを作って遊んでいました。夫の肩書きはそのまま奥さんの力関係でした。

・社宅にボスママがいました。取り巻きもいて、子どもたちが学校に出発しても、井戸端会議は続き、輪に入らない人は悪口の対象でした。私も子どももその対象でした。夫の立場なら、階級は関係あると思うけど、奥さんにまで気を使うのは正直どうかと思う。階級が上の旦那さんの奥さんでも優しい人はいました。

・私も官舎住まいですが、幼稚園送り帰りのバス待ちの奥様方が邪魔で仕方ないです! 雨の日も風の日も、小さい子を抱っこしてまでお話ししてる奥様もいます。 そんなに何しゃべることがあるの?

・10年以上転々と住んでいましたが優しい方々に恵まれていたんだなと思いました。 もちろん変わった方はいましたが関わらなければいいだけの話なので……。

・私も官舎に住み何年か経ちますが、こんなトラブルは聞いたこともみたこともありません。そもそも旦那の階級とか作るもんなんですか?みんな旦那さんの仕事にお互い誇りをもって尊重してます。

・私は主人が裁判官なので、裁判官中心の官舎に住んでいます。 裁判官以外の方も、幹部クラスの方しかいないので、どなたも雰囲気が良く、こんなイジメみたいなことはありません。 他の裁判官の官舎の話を聞いても、どこも同じような感じだそうです。同じ官舎と言っても差がありますね。

・私の場合は夫が1番上の階級なので反対にご機嫌をうかがわれることが多く居心地が悪かったです。 上の子どもが公立小に通っていたときは、同じ官舎のママたちとの関わり合いが多く本当に嫌だったので、中学からは私立に通うことにしました。下の子は小学校から私立です。官舎のママたちと距離をとれてよかったです。

次に、同じようなママ友トラブルの体験談をご紹介します。地域によっては、その地区だけで出来上がった関係性があるようで、なかなか仲間に入れてもらえないこともあるみたい。中にはトラウマになって、二度とママ友とのランチ会には行っていないという人もいました。

・私の周りは最悪です。引っ越して幼稚園の入園式の際、ママ友を作ろうとこちらから挨拶すると、「よそ者と話す義務なし」と一斉に言われました。幼稚園でも子ども同士のイジメも園は取り合ってくれず、ママ友同士も無視。その地域は昔からの繋がりしか持たず、別の地域の者はよそ者扱いで、ひたすらにイジメをする習慣が今も残っている地域でした。結局乗り越えられず、引っ越しました。

・ 私の地域ではなぜか保育園2年、幼稚園1年という暗黙の了解があり、そうでないとママ友ができません。元々よそから嫁に来ていて地元ではなかったので気にならなかったですが、あからさまな蔑視は感じていました。親同士仲がよくないと、園で会っても挨拶もありません。子ども会でもジモティーさん以外は仲間はずれ的な扱いで、何十年住んでても一生よそ者です。

・たまたま仲よくなったママ友グループが、陰口を言う人たちのグループでした。嫌気がさして陰口に反抗したり、行動を共にせず早々に疎遠にしようとした矢先にそれに気づかれ、挨拶を無視されたり目立ちたがりだと色んな方に吹き込まれました。

・幼稚園の役員でママ同士で揉めて以来、トラウマになってしまって、親が集まる行事に行けません。上の子が中2になった今でも参観日は動悸がしてつらくなるほど、未だ乗り越えられていません。ただママ友なんていないほうが楽と考えてからは、誰とも付き合わず仕事と家事に集中しています。 ママ友とのお茶会やランチなんて二度と行きません。

最後にご紹介するのは、ママ友との付き合い方に関するコメントです。夫の階級にこだわったり、無視されたことを悩んだりする必要はないという人もいました。また、ボスママへの接し方にもコツがあるようです。

・くだらない。夫の階級が上だから自分も偉いのか?虎の威を借る狐。人の上に立ちたければ自分の能力で勝負しろ。子どもまで巻き込んで最低・最悪な女。

・LINEでグループから外されることが壮絶ないじめなの? 無視されているんじゃなくて、自分が無視してやってるっていう発想の転換で乗り越えられそう。 子どもにはすぐに他に遊び相手が見つかります。

・自分の子育てを振り返ると、これは仲間はずれではなく、「住む世界が違う人」だと、思われたのだと思います。リーダーママに「受験はまだ深く考えていないので、どんな感じか教えてください」と聞いてみればよかったのだと思います。

社宅や官舎だからと言って必ずしがらみがあるというわけではありませんが、仲の良い友だちのような付き合いは難しいというのが現実。最低限の関わりで過ごせるようにするのがポイントなのかもしれません。

(サトウヨシコ)

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