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経血量の増加や意識が遠のくほどの生理痛…告げられた“原因”とは?

  • 2023.5.11
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生理痛や出血量には個人差がありますが、あまりに症状がひどい場合は婦人科を受診することもあるでしょう。 しかし、いつまで経っても症状が改善しないと不安になってしまいますよね。 そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。 福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

会社員Eさんの場合……

30代前半の頃に経血量が増え、いつものナプキンでは追いつかないほどになりました。 ある日意識が遠のくほどの生理痛があり、救急車を呼ぶか救急でやっている病院を探すかであたふたしたことがあります。 近くの婦人科を受診し、超音波検査をしてもらったところ子宮内膜症、子宮筋腫でした。 その後5ヶ月程度通うも症状はひどくなり、1ヶ月のうち生理がない日が1週間しかない程度になりました。 入浴や着替えさえも息が切れ、医大へ紹介状を書いてもらい受診することになりました

どんな治療を受けましたか?

最初の婦人科では人工的に閉経状態にして出血を減らし、筋腫、内膜症を小さくする点鼻薬が出され、治療を行いました。 良くなることを期待して、5ヶ月近く続けましたが症状は良くなりませんでした。 医大では入院してすぐに腹腔鏡手術で筋腫を切除したところ、完全に通常の生理に戻りました。 最初の病院できちんと相談していたため、スムーズに紹介してもらうことが出来ました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

生理で「いつもと違う」と感じたら、すぐ婦人科へ行くべきです。 そして治療に疑問を感じたら正直に先生に相談すること。私のようにきちんと相談していたからスムーズに治療することができました。 最初は恥ずかしいことがあるかもしれませんが、治療を終えて日が経てばもうそんな恥ずかしさは忘れてしまいます。

「何か違う」と思ったらすぐ相談を

重い生理や経血量の増加は、子宮内膜症・筋腫が原因だったというEさん。 Eさんはスムーズに適切な治療を受けられる病院を紹介されましたが、これは主治医と良好な関係を築いていたからです。 疑問がある場合は主治医にどんどん質問してください。 必要であればセカンドオピニオンを検討したりしても良いかもしれません。 今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました! ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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