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【労働力クレクレママ → その後】散々「引っ越し」の手伝いをさせられたが、音信不通に!え、ありえない!!

  • 2023.5.11

寸借ママにもいろいろなタイプが存在します。物ではなく、相手の労力を搾取して楽しようとする場合も……。今回は、ママ友にパシリ扱いされた話を紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

子ども同士が仲良くなり付き合いが始まったママ友

娘が小学3年生のときに仲良くなったお友達がいました。家が比較的近く、放課後や休日に遊びの約束するようになります。公園で遊ぶだけでは飽き足らず「カラオケ行きたい!」「ゲーセン行きたい!」と言い出しました。

さすがに親の付き添いが必要だと感じ、お友達のママと連絡を取り合うことに。そこからママ友としての付き合いが始まりました。

社交的で愛想が良いママ友だけど……

私から見たママ友は、社交的で愛想が良く明るい印象です。人見知りの私でも話しやすく、感じのいい人とママ友になれて良かったと思いました。しかし、何度かやり取りをするうちに、私は違和感を持つようになります。ママ友は表に出てこないのです。

たとえば、ママ友から「子どもたちがカラオケに行きたいと言っている」と連絡が来るのですが、やり取りをするうちになぜか私が1人で引率することになります。学校でわからないことがあると私にLINEで聞いてくるわりに、私が同じように不明点を聞いても既読スルー。しばらくしてから「わからない」と短い返信が来るだけです。なんだか都合良く使われているように感じます。

転勤で引っ越しするママ友に挨拶しに行くと……

それから1年後、ママ友家族は転勤で引っ越しすることになりました。仲良しの友達が引っ越しすることになり、娘はとてもガッカリしています。引っ越しする前日、娘は友達と最後の挨拶をするために遊ぶ約束をしてきました。ママ友に対してモヤモヤはあるものの、私も挨拶するために娘に同行することに。

引っ越し前日ということもあり、ママ友は忙しそうに荷物整理をしていました。私は手短に挨拶して先に帰るつもりでしたが、なぜか成り行きで手伝う羽目になります。ママ友が「ストーブに灯油が残ってて、ガソリンスタンドまで捨てに行かなければならないんだけど車がないんだよね……」と呟き、私が車を出すことになってしまいました。

さらに、娘たちが「一緒にお昼を食べたい!」と言い出します。「最後だから行ってくれば?」と言うママ友。てっきりママ友と私、娘と友達の4人でランチするのかと思いきや「私荷物整理あるから、付き添いお願いしていい?」と言われてしまいました。喜ぶ娘たちを見て私は断れずに引き受けてしまいます。

結局労力を搾取されただけ

結局夕方まで娘と友達の引率をすることに。子どもがいなくなって、ママ友はさぞかし引っ越しの片づけがはかどったことでしょう……。その日は「ありがとう」と言っていたママ友ですがそれっきり。引っ越し後は一切音沙汰なしです。「やっぱりママ友は私を利用したいだけなんだな」と、私はようやく確信しました。

娘が喜ぶ顔を見たくて、ママ友からの要求を引き受けていた私。それでも、結局労力を搾取されただけだと思うと、面白くない気分になります。娘には申し訳ないけれど、労力クレクレママ友がいなくなってくれて清々しました。

ftnコラムニスト:ききた

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