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「明日からどうしよう…」もう保育園には預けられない!でも仕事は…?<保育士が一斉退職した話>

  • 2023.5.12
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2017年1月、妊娠27週で930グラムの息子ねこ太くんを出産した鳥野とりこさん。1年後、ねこ太くんの集団生活の許可が主治医から下りたことを機に、新設の保育園に入園を決意。しかし、その保育園は保育士の退職が後を絶たないトンデモ保育園だったのです。そうとは知らず、好条件がそろった保育園への入園を決意したものの、開園後半年で1名以外は全員新任のスタッフにチェンジする事態に。

保育士さん他スタッフの一斉退職の原因は、やっぱりあの強引で非常識な園長でした。おまけに理事長も同類のよう。残ったのは超天然の先生1人で、あとは新任の知らない保育士ばかり……。不安要素ばかりで改善の見込みもない保育園に、これ以上ねこ太くんを預けるわけにはいかないと思うようになり……!?

わが子を預け続ける? 休職? 退職?

ほんわかB先生は、一連の出来事にまったく気づいていない超天然の先生だったよう。それはそうと、翌日どんな保育士が来るのか、園長の意向で引継ぎすらできないとのこと。辞める先生は悪くないので「謝らないでください!」と抱き着いた鳥野さんですが、「まじで明日からどうしよう……」という不安に駆られます。

一晩悩みましたが、休職も退職も本意ではありません。いずれにしても一度出勤し、上司に説明する必要があります。「良い保育士さんが来てるかも」とわずかな望みをかけて登園したところ、またも驚愕の事態が発生します。

なんと、見知らぬ新任保育士さんは自己紹介もせず、「お預かりしますね」だけの対応。引継ぎもなしで? さらに、唯一残っていたあのB先生は今日お休みとのこと……。

ずさんな対応に堪忍袋の緒が切れた鳥野さん。ですが、せっかく復帰できた仕事を手放すこともできず、鳥野さんは感情を抑えつつ、ひとまず出社することにしたのでした。

ここまでくると、園長先生の対応をはじめ、保育園全体として子どもを預かるということに対し責任感や薄いと感じてしまいます。信頼関係をなくして大切なわが子を預けられるわけがないことを、保育者として園の運営者として自覚してほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ

ベビーカレンダー編集部

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