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母国ノルウェーで休暇中のシグリッドとトーク!夢の日本行きや「No」の大切さ、同い年オーロラとの友情まで【日本デビュー記念インタビュー】

  • 2023.5.10

日本デビューアルバム『ハウ・トゥ・レット・ゴー(ジャパン・エディション)』をリリースし、初となる来日公演も控えるシグリッドにインタビュー! イースター休暇を家族と過ごすために母国ノルウェーに滞在していた彼女が、日本のためにと時間を作ってZoomで取材に応じてくれた。(フロントロウ編集部)

ノルウェーで休暇中のシグリッドにインタビュー

ノルウェーと他の国の大きな違いは、ワークライフバランスを大切にしているかというところだと思います」。2023年4月、イースター休暇を家族と過ごすために滞在していた母国ノルウェーからZoomでフロントロウ編集部の取材に応じてくれたシンガーのシグリッドは、仕事で世界各国を飛び回る中で実感したノルウェーの音楽業界の特徴について話を向けると、そう答えてくれた。

画像1: ノルウェーで休暇中のシグリッドにインタビュー

例えばイースターの時期には、多くの人が休暇をとると思いますが、ノルウェーの人たちはこの時期にも一生懸命働いているんです。個人的には、そういう仕事へのこだわりはリスペクトしています」。

休暇の最中に、わざわざ日本のためにとインタビューに応じてくれたシグリッドも、多くのノルウェー人の例に漏れず働き者のようだが、少なくとも、束の間の休暇を楽しむことはできているよう。「今はノルウェーで家族とイースターのお祝いをしています。スキーに行ったり、料理を楽しんだりしていますよ」。

画像2: ノルウェーで休暇中のシグリッドにインタビュー

ノルウェーといえば、シグリッドの同い年の友人でもあるオーロラや、アラン・ウォーカー、ガール・イン・レッドなど、欧米で活躍する勢いのある若手アーティストたちの出身国としても知られている国だが、5月10日に満を持して日本デビューアルバムをリリースした、同国の港町オースレンに生まれたシグリッドもまた、デビュー以降、特に高い評価を得続けてきた1人。イギリスの新人アーティストの登竜門として知られる<BBCサウンド・オブ>の2018年のリストで1位に選出されたことを皮切りに、2019年にはForbes誌が選出する世界で活躍する30歳以下の著名人を選ぶ「30 Under 30」欧州版でミュージシャン部門に選出。日本デビュー盤『ジャパン・エディション』としてもリリースされるセカンドアルバム『ハウ・トゥ・レット・ゴー』は、母国ノルウェーのアルバムチャートで2作連続となる1位を獲得し、全英チャートでも2位にランクインした。

今やノルウェーを飛び出して、世界中を飛び回りながら活動しているシグリッドだが、そんな彼女がずっと行きたいと願ってきた国が、ここ日本だという。「日本に行くのが本当に楽しみなんです! 決して大袈裟ではなくて、私にとっての夢でしたから。死ぬまでにやりたいことの一つでした」と話す。

画像: シグリッドは日本へ行くのが楽しみなあまり、インスタグラムのプロフィールページにしばらくの間、初の単独来日公演のチケット購入ページへのリンクを貼っていた。
シグリッドは日本へ行くのが楽しみなあまり、インスタグラムのプロフィールページにしばらくの間、初の単独来日公演のチケット購入ページへのリンクを貼っていた。

5月25日には初となる単独での来日公演が、同月27日にはGREENROOM FESTIVAL’23への出演が控えているシグリッド。リラックスしたムードでノルウェーからZoomを繋いでくれた彼女に、最初のグローバルヒットとなった2017年リリースのシングル「Don’t Kill My Vibe」などこれまでのキャリアを簡単に振り返ってもらいながら、初の来日に向けた意気込みはもちろん、“手放すこと”について書いた『ハウ・トゥ・レット・ゴー』に込めた想いや、オーロラとの友情、イギリスを代表するロックバンドであるブリング・ミー・ザ・ホライズンとの意外すぎるコラボの裏話など、たっぷりと訊いた。

日本へ行くことは「死ぬまでにやりたいことの一つ」だった

画像: 日本へ行くことは「死ぬまでにやりたいことの一つ」だった

日本での初めての公演をとても楽しみにしています。インスタグラムでは涙を流している絵文字と一緒に来日を報告していたことがとても印象的だったのですが、日本についてはどんな印象を持っていますか?

日本に行くのが本当に楽しみです! 決して大袈裟ではなくて、私にとっての夢でしたから。死ぬまでにやりたいことの一つでした。日本では散歩をしたいなと思っています。ジョギングシューズを持って行って、ひたすら歩き回るっていうことをしたいですね。両親は二回、日本へスキーをしに行ったことがあるのですが、最高だって言っていました。私が行く頃はもうスキーの季節ではないと思いますけど、とにかく日本へ早く行きたいです!

そのときのインスタグラムには、「to hear the singer in a completely different format(完全に違うフォーマットでシンガーの歌声を聴く)」「the lyrics come out in a different way(歌詞が違う形で出ていく)」と語る昔のインタビュー映像も投稿されていますが、これらの言葉は、ステージに立った時のご自身を的確に表現しているのでしょうか?

アハハ! あれは単なるジョークです(笑)。動画はBBCのポッドキャストでのインタビューを編集したものです。「ライブは大好きです。いつもとは違う形で歌声が出ていくので」って私が話したあとで、私が「もっと大きな声で!」って叫ぶ映像に切り替わるっていう。ショーではそれがいつもの光景なんです。なので、あの動画は遊び半分のものですが、日本のショーでもそういう光景が生まれたらクールですね。

「No」と伝えられるようになったことがアーティストとしてのターニングポイントに

待ちに待った日本デビューということで、ここまでのキャリアを簡単に振り返っていただきたいと思っています。「Don’t Kill My Vibe」が大ヒットしたり、BBC Sound Of 2018で1位に選ばれたりと、デビューして間もない頃からいくつかの転機があったかと思うのですが、ご自身のキャリアのターニングポイントとなった瞬間を3つ挙げるとしたら、いつが思い浮かびますか?

最初は、高校の頃だと思います。「Don’t Kill My Vibe」は世界に向けたリリースとしては最初のものでしたが、その前からキャリアはスタートしていたので。なので、最初のターニングポイントは、16歳くらいのときに楽曲を書いたことですね。兄もアーティストなのですが、地元で兄がショーをやる機会があったときに、「一緒にステージで歌っていいよ」って言ってくれたんです。私にとってそれが初めての公の場でのパフォーマンスでした。ただ、それには自分の曲が必要だって兄から言われたので、そのための楽曲を書いたんです。自分で仕上げた楽曲としてはそれが最初だったのですが、その一ヶ月後にナショナルラジオのプレイリストに加わることになりました。私にとっては、「何かが起きている。自分には何かがあるのかもしれない」って感じた瞬間で、それが最初のターニングポイントでしたね。必ずしも完璧な曲ではありませんでしたが、最初のきっかけとしては素敵なものだったと思います。

画像: 5歳年上の兄テレフ・ラーべ(Tellef Raabe)とシグリッド。 ©️Sigrid/Instagram
5歳年上の兄テレフ・ラーべ(Tellef Raabe)とシグリッド。

それから、「No」を伝えることができたあらゆる瞬間も、重要な瞬間だったと思います。音楽的に自分らしくなと感じたことに「やりません」と伝えたり、いっぱいいっぱいになっているときに次の仕事に「やりません」と伝えたりした瞬間たちです。キャパシティの大きさは人それぞれ異なると思うのですが、私は何度か、「オフの時間が必要です」っていうふうに、「No」を伝えたことがありました。燃え尽きないようにするという点で、すごく大切なことだったと思います。

壊すしかなかった
行かなきゃならなかった
ここから歩き出したのははっきり知るため
愛するのはこの目に映る人
鏡の中で私を見つめている
鏡の中で 何物にも代え難い
鏡に映るこの気持ちは
ー「Mirror」歌詞抜粋

3つ目を挙げるとしたら、セカンドアルバム(『ハウ・トゥ・レット・ゴー』)でしょうか。私をさらに“アルバム・アーティスト”として確立してくれた作品だと思うので。私はできる限り長く活動したいと思っていますし、大好きな音楽を作って、大好きなツアーをし続けたいと思っています。ツアーもこの仕事の好きな部分ですけど、セカンドアルバムをリリースできたことはクールでしたね。

画像: 「No」と伝えられるようになったことがアーティストとしてのターニングポイントに

少しさかのぼって、最初の世界的なヒットになった「Don’t Kill My Vibe」について訊かせていただきたいのですが、シグリッドさんの言葉を借りればこの楽曲も「No」と伝えることがテーマになっていますよね。この楽曲は、女性蔑視的な音楽業界の男性の重役に「No」を伝えるということがインスピレーションになった曲だと思うのですが、この曲に込めたメッセージについて改めて振り返っていただけますか?

この曲は、2人の男性と一緒に取り組んだライティング・セッションについて書いた曲です。2人とも私より年上で、多くの経験があって、力もある人たちでした。当時19歳だった私にとって、私が参照していることはクールじゃないだとか、私の意見やアイディアは面白くないだとか、そういうことを2人から言われることほど、最悪なことはありませんでした。私は当時、不安も抱えていた時期だったので、そう言われてもどうすればいいか分からなかったんです。どうやって声をあげればいいかも分かりませんでしたし、最初のセッションの一つだったので、何が普通なのかも分からなければ、あの部屋のなかでどういう扱いをされるべきなのかも分かりませんでした。それで、スタジオから逃げ出して母親に電話をしたんです。「私はどうすればいい?」って。そうしたら、母は「後で、この経験からきっと良いものが生まれるよ。だから心配しないで」って言ってくれました。

自分が私にとって重要だって思っているんでしょ?
でもあなたはここに相応しくない
自分が私にとって重要だって思っているんでしょ?
雰囲気を壊さないで
ー「Don't Kill My Vibe」歌詞抜粋

それで、数ヶ月後にまたスタジオへ戻って、彼らについて書いた曲が「Don’t Kill My Vibe」です。これは、リスペクトされていなかったり、いないことにされていたりするように感じる心情について歌った曲でもありますが、同時に、自分の声を見つけて、それを乗り越え、そういう人たちに「どっか行って」と伝える曲でもあります。こういう書き方は私らしいとも言えて。私はその場で何かを伝えるのが苦手なタイプなのですが、家に帰って、怒りを込めてそれについての曲を書くんです。私にはそういう対処の仕方が合っていると感じます。いずれにせよ、楽曲に書いたような状況は、あのセッション以降は起こらないようになりましたよ。

日本デビューアルバム『ハウ・トゥ・レット・ゴー』での意外すぎるコラボ秘話

日本デビュー作でもある、セカンドアルバム『ハウ・トゥ・レット・ゴー』について訊かせてください。このアルバムのなかでは、個人的には1曲目に収録されている「It Gets Dark」が特にお気に入りです。特に、繰り返し歌われる「It gets dark so I can see the stars(暗くなっていく だからこそ星が目に入る)」という歌詞が大好きで、シンプルなフレーズですが、アルバムが伝えようとしていることを象徴している歌詞の1つのように感じています。

嬉しいです!「It Gets Dark」は私にとってもお気に入りの曲なので。「It gets dark so I can see the stars」というフレーズは、時には周囲や頭の中が少し暗くなってしまったり、難しいことを経験したりすることもあるけれど、トンネルの最後には光を見つけられるということや、そういう経験を通じて素敵なものに感謝できるということについて歌っています。個人的にも、誰しもにそういう時期があるように、この仕事を楽しめない時期がありました。

こんなに家から離れたことはなかった
今なら分かる
暗くなっていく
光の速度で移動する 私は行かないと
でも今なら分かる
暗くなっていく だからこそ星が目に入る
ー「 It Gets Dark」歌詞抜粋

私は今、子どもの頃に想定していたのとは違う人生を歩んでいるんです。ポップアーティストになるなんて夢にも思っていませんでした。元々は先生になりたかったんです。でも、今できているこの仕事は大好きで、特権も感じていますし、自分は幸運だと思っています。『ハウ・トゥ・レット・ゴー』は、自分が想定していたのとは違ったあらゆるものを“手放す”ことについてのアルバムです。違った方向へ進んでいったこととか。いくつかは良い方向に進んでも、もしかしたら、他のものたちは良くない方向へ進んでいったかもしれない。自分が望んでいた方向や、2人が望んでいた方向には進まなかった交際もそうです。手放さなければいけないものというのは、たくさんあるわけです。

浸り続けるのは時間の無駄
なんの解決にもならないから
目を乾かすの 泣きたい気分じゃないから
少なくとも今夜は 泣きたい気分じゃない
ー「Don’t Feel Like Crying」歌詞抜粋

まあ、ある意味では、それこそが私の仕事でもあるんですけどね。自分の感情について書くのが、私の仕事なので。だから私は頻繁に過去を振り返るんですけど、「Don’t Feel Like Crying」という曲でも歌っているように、「浸り続けるのは時間の無駄、なんの解決にもならないから」ということなんです。それは私の信念のようなもので、よく「浸っていても助けにならないんだ」っていうことを自分に言い聞かせています。一方で、ソングライターとしてはそれが仕事なわけですけど。書くときに大切なのは、自分の感情に浸って、それを煮詰めて、“決して手放さない”ことなので。楽曲の題材になるものは常にあるので、もっとうまくできるようになりたいなとはずっと思っていますね。

「Bad Life」でのブリング・ミー・ザ・ホライズンとのコラボは、ちょっとしたサプライズでした。彼らとのコラボはどのように実現したのですか?

画像: ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクスとシグリッド。 ©️Sigrid/Instagram
ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクスとシグリッド。

実際、私たち全員にとってもサプライズでしたよ(笑)。この曲へのリアクションを見るのは最高です。間違いなく、ポップアーティストにとっては珍しいコラボになっていると思いますし、それこそが大好きな部分です。きっかけは、UKのレディング・フェスティバルのバックステージで、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのジョーダン・フィッシュ(キーボーディスト)と会ったことでした。そこで話したときに、彼から、「オリー(・サイクス/フロントマン)と取り組み始めたデモがあるんだけど、一緒に書いてみない?」って訊かれたので、「もちろんです!」って答えました。それで、ロンドンで何日か一緒にスタジオに入って書き上げたのが、この曲です。私が歌詞を付け加えて、完成したという感じです。すごく素敵でしたし、楽しい時間を過ごせました。彼らは今も良い友人ですし、お互いに移動が多いので会うのは難しいのですが、よく話をしていますよ。

世界が肩にのしかかり
自分の心の重みさえしんどくなってきたら
怖いと感じてしまうよね
物事はそういう風にできている
それは悪い日だったというだけ
悪い人生なわけじゃない
ー「Bad Life」歌詞抜粋

オーロラとの友情とシンプルな服装へのこだわり

友人という話と関連して、同じノルウェー出身である同い年のオーロラとは、昔からの親友だそうですね。彼女との友情はどのような形で始まったのですか?

オーロラとは私が音楽をリリースする前から友だちなんです。高校のときに私がベルゲンに引っ越したのですが、そのときに一緒になりました。彼女は本当に最高ですし、素晴らしい女性です。彼女の幸せを願っていますし、活躍していることを嬉しく思っています。本当に素敵な人なんです! 彼女の音楽が大好きですし、会えるときはいつも嬉しいです。それに、同じマネージメントの所属でもあります。ベルゲンというのは小さな都市で、全員が知り合いという感じなんです。

以前、オーロラにもインタビューしたことがあるのですが、そのときに、ノルウェーでは「よく森へ出かけている」と教えてくれました。シグリッドさんも、ノルウェーに帰ったときにはよく自然に触れていますか?

私もよく自然には触れていますよ。とはいえ、ソーシャルメディアにはよく自然を散歩したり、スキーをしたり、ハイキングをしたりしている様子を投稿してはいるのですが、皆さんが思っているほどではないです。仕事柄、移動が多くて、大抵はあまり緑のない大都会にいるので。もっと自然に触れたいんですけどね。

画像1: ©️Sigrid/Instagram

最近、音楽以外で夢中になっていることはありますか?

スキーですね! スキーはよくしています。このイースター休暇でもスキーへは何度も行きましたし。他には何があるかな? 昔、「趣味を持ちなよ」って言われたことがあるほど、私って趣味がないんですよ。音楽が趣味なので。逆に、趣味ってありますか? お仕事に関連するもの以外で!

訊かれると、個人的にも、実際すぐに“これ!”と出てくる趣味は今ないかもしれないです…。

うん、趣味って難しいですよね! 今って仕事したり人と会ったりしているとき以外は、みんなスマホを見ていますよね。私のスクリーンタイムもすごいことになっていますし、それって良くないことだなと思います。あ、ちょっと待って! 今は塗り絵にハマっているかもしれないです! 上手ではないんですけど、塗り絵の本を持っていて、よく座って塗っています。絵を描くのは苦手なのですが、色を塗るのは大好きで。なので、スタジオにペンを持って行って、1人で本を開いて塗り絵をしています。

画像2: ©️Sigrid/Instagram

ファッションについても訊かせてください。シグリッドさんのステージ衣装というと、Tシャツやクロップトップにジーンズという、シンプルなイメージがあるのですが、ファッションにはどんなこだわりがありますか?

実用性重視です。天候に合わせて着る服を選んでいます。ここで生まれ育ったからこそなのですが、というのも、ここは一日のうちに四季が訪れるような地域なんです。雨が降ったと思ったら雪が降って、日光が出て、また雨が降るっていうのを、たった3時間で経験するような。なので、出かけるときにはそういう変化に備える必要があるんです。それが私に大きな影響を与えたと思います。ここでは、クールに見せるための服装を選ぶ余裕はありません。それは難しいでしょうね。10分でびしょ濡れになってしまうと思います。なので、実用性重視ですね。

画像1: オーロラとの友情とシンプルな服装へのこだわり

笑える話があって、昔、私についての記事を読んだときに、私がジーンズとTシャツを着ているのはマーケティングのコンセプトがそうだからだって書かれていたんです。あれは笑えましたね。次々と発表される自分の写真や広告に、果たして“本物”はあるのか? っていう話だと思うんですけど。要するに、もしあなたがアーティストや著名人なのだとしたら、ある意味では“作られた”と言える部分があるということです。というのも、フォトシュートにはフォトグラファーがいて、メイクアップアーティストがいて、ヘアスタイリストがいて、光を当ててくれるスタッフもいるわけですからね。

画像2: オーロラとの友情とシンプルな服装へのこだわり

何が言いたいかというと、この前、17歳の頃に撮った最初のプレス写真の一つを見つけたんです。さっき話した、ラジオでかかった最初の曲を出した頃のものなんですけど、どうやって写真を撮るかなど、そのときは全部自分で決めたんですね。それで、その写真を見たら、そのときにもジーンズとTシャツを着ていたんですよ(笑)。ちなみに当時のTシャツはまだ持っています。本当に、ずっとそういう格好なんです。

日本のファンへメッセージをお願いします!

皆さんに会えることをすごく楽しみにしています。日本に行くことは私の夢でした。単独公演はクールなものになるでしょうし、GREENROOM FESTIVALも素敵なものになるはずです。もしおすすめの場所などがあったら、ぜひ私やバンド、クルーに教えてください! 既にいくつかプランは立てているんですけど、ぜひ候補にしたいと思います。

<リリース情報>
シグリッド『ハウ・トゥ・レット・ゴー(ジャパン・エディション)』
2023年5月10日発売 / 歌詞対訳解説付き / UICI-1161
価格:2,750円(税込)

画像3: オーロラとの友情とシンプルな服装へのこだわり

1.It Gets Dark / イット・ゲッツ・ダーク
2.Burning Bridges / バーニング・ブリッジズ
3.Risk Of Getting Hurt / リスク・オブ・ゲッティング・ハート
4.Sucker Punch / サッカー・パンチ
5.Thank Me Later / サンク・ミー・レイター
6.Dancer / ダンサー
7.Dynamite / ダイナマイト
8.Bad Life (with Bring Me The Horizon) / バッド・ライフ(with ブリング・ミー・ザ・ホライズン)
9.Mistake Like You / ミステイク・ライク・ユー
10.A Driver Saved My Night / ア・ドライヴァー・セイヴド・マイ・ナイト
11.Everybody Says They’re Fine / エヴリバディ・セズ・ゼイアー・ファイン
12.High Five / ハイ・ファイヴ
13.Plot Twist / プロット・ツイスト
14.Don’t Kill My Vibe / ドント・キル・マイ・ヴァイブ
15.Strangers / ストレンジャーズ
16.Grow / グロウ
17.Don’t Feel Like Crying / ドント・フィール・ライク・クライング
18.Mirror / ミラー
19.It Gets Dark (Elkka Remix) / イット・ゲッツ・ダーク (エルカ・リミックス) *ボーナス・トラック

<来日公演情報>

5月25日(木) 初単独公演 @ 東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE
来日公演公式サイト:www.creativeman.co.jp/event/sigrid_2023

5月27日(土) GREENROOM FESTIVAL’23 @ 横浜赤レンガ倉庫
公式サイト:greenroom.jp/

Photo:ゲッティイメージズ,Instagram

(フロントロウ編集部)

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