1. トップ
  2. おでかけ
  3. 富士山を望む絶景!360度のパノラマが自慢「THE GLAMPING 箱根十国峠」宿泊ルポ

富士山を望む絶景!360度のパノラマが自慢「THE GLAMPING 箱根十国峠」宿泊ルポ

  • 2023.5.10
  • 2623 views

関東屈指の観光エリア、箱根や熱海にほど近い静岡県田方郡函南町に、絶景自慢のグランピング施設「THE GLAMPING 箱根十国峠」が2023年4月に誕生しました! 360度遮るものがない感動的な眺望は、だれもが感動すること請け合い。そこで、さっそく1泊して余すことなくその魅力をレポートします!

 

 

絶景ビューが魅力の「THE GLAMPING 箱根十国峠」

十国峠の山頂に位置する「THE GLAMPING 箱根十国峠」は、快晴なら富士山や駿河湾、三浦半島、房総半島など、壮大な眺望が魅力のグランピング施設です。

関東近郊に10施設のオートキャンプ場やグランピングリゾート施設を運営する「PICAリゾート」の運営だけに、安心の管理体制。

なにより、昼間の景色はもちろん、夜にはキラキラ輝く夜景を眼下に望むことができるのもここならではの魅力!

部屋は全15棟を備え、プライベートサウナ付きの極上スイートや、より絶景を堪能できる屋上デッキ付ヴィラなど、好みに応じて4種類のタイプから選ぶことができます。もちろん、全棟から感動的な景色を堪能することができます。

宿泊者限定で、森の駅 箱根十国峠から山頂までをつなぐ十国峠パノラマケーブルカーや、山頂にある「TENGOKU CAFE」のドリンクが滞在中何度でも無料で利用できるのもうれしいポイント!

受付は森の駅 箱根十国峠で!

さっそく「森の駅 箱根十国峠」でチェックインを行い、クルマで2〜3分移動して、この日宿泊するサウナ付きの「SAUNA Suite Villa」へ。

現地到着後、視界に飛び込んできたのは、太陽光を浴びてキラキラ輝く駿河湾や愛鷹山、南アルプスの山々……見渡す限りの壮観な景色に、瞬時に心を奪われます!

幻想的な雪化粧をした富士山も顔をのぞかせて、お出迎えしてくれていました!

いよいよ「SAUNA Suite Villa」へ。

全15棟が2列に並んでいる造りになっていて、すべてプライベートな空間になっています。クルマは、すぐ近くの指定位置に駐車します。

楽しみにしていたプライベートサウナがこちら。扉を開けるとヒノキの香りが広がる心地よすぎる空間!

サウナに入りながらもこの眺望を堪能でき、極上空間がここにも!

隣には、水風呂やハンモックチェア、天窓が備わった「ととのいルーム」も完備されているという豪華ぶり。ちなみに、ここからも壮大な景色を一望できます!

ちなみに、ととのいルームは、オーニング(屋根)付きの屋外デッキとつながっているので、サウナで整いつつ、そのまま備え付けのサマーチェアにデーンと寝転がって涼むこともできます。

室内からも大きな窓越しに雄大な眺めを堪能できるのも感動的!

横長の室内には、テーブル&椅子もセットされています。

ほかにもソファやテーブル&椅子も完備され、室内でも快適に過ごすことができます。

IHコンロ付きのキッチンスペースもあり、カトラリー類やダッチオーブン、スキレット、ホットサンドメーカー、フライパンなど、ひと通りキッチンアイテムがそろっています。水道水は、飲料としてもおいしい十国峠のおいしい井戸水です。

紅富士ブレンド、緑茶、アールグレイなどのドリンクが用意されているのもうれしいですよね。

備え付けの冷蔵庫には、自由に飲める水や地元のクラフトビール、みかんジュースも入っています。

ということで、さっそく1杯いただきながら、屋外デッキで景色を独り占めする筆者。もう、これだけで幸せ(笑)。

ハイスペックな環境に興奮しているとあっという間に夕方に。17時には夕食の食材をスタッフさんが部屋まで持ってきてくれます。屋外デッキに備えられた大型グリルでBBQタイムの開始です。

豪華な食材に、焼く前からテンション爆上がり!

※画像の食材は2名分

大型グリルを開け、いざ食材を投入! 扱いが簡単なうえ、火力も十分。焼くだけとはいえ、自分たちで作る工程も楽しいもの。

おしゃれな木箱に入った前菜の盛り合わせも用意されています。燻製屋石井スモークチーズスライス、信州サーモンスモーク、伊豆南ソーセージ、千葉県産ボローニャソーセージ、野菜のピクルスの上品なメニューの数々。どれも素材の味を生かした優しい味付けで、あっという間に前菜を完食。

続くメインディッシュは、大型グリルで焼いたボリューミーな静岡県産 静岡そだち サーロインステーキ! やわらかくてお肉の甘さとジューシーさでお箸が進むっ!

さらに、コリコリした食感と磯の香りが楽しめる、活アワビと適度な苦味が効いた神奈川県産サザエのローストも。お酒をたしなみながら一緒に食べたい逸品です。

ダッチオーブンでいただく埼玉県産 麦豚のフラワー鍋は、オリジナルスープに豚肉の甘みとシャキシャキしたダイコン&ニンジンが絶妙! 食感も見た目も楽しめちゃう。

もういっちょダッチオーブン料理。フランスの風薫る チーズブイヤベースも超絶好みの味! プリップリの大きなエビやアサリ、ムール貝、サーモンが入った魚介の出汁がしっかりした濃厚なトマトベースでめちゃくちゃおいしい! フィニッシュは、スープ&米を追加してリゾットにしていただきます。

〆のデザートは、ワッフルメーカーで焼く、クロッフル。甘酸っぱいベリーと甘い生クリームのコラボで間違いないおいしさ。

忖度なしですべてが本当においしくて、しかもボリューミー! お腹も心も大満足のディナー、最高です。

※部屋のタイプによって内容は異なります

ふと外に目を向けると、オレンジ色に染まった空と壮観な富士山が鎮座。幸せをこれでもかと噛みしめる筆者。

満たされた気持ちのままデッキでくつろぎ、焚き火も楽しんじゃいます。

火起こしに必要な薪(3束)や火ばさみ、耐熱グローブ、マッチタイプの着火剤が用意されているので、迷うことなく手軽に火起こしができます。お腹も落ち着き、日が落ちたころにデッキの隣にあるサウナへ!

※サウナ利用時は水着着用必須

幻想的にライトアップされたサウナ室からは、見事な夜景が眼下に。昼間とはガラリと変化した絶景に、「はぁ〜」と思わず感嘆のため息。

セルフロウリュセットもあるので、発汗を促し整う準備!

ととのい室の水風呂に入り整ったあとは、ハンモックチェアに揺られながらその光景をしっかりと目に焼き付けます。そして再びサウナ、水風呂を繰り返したあと、室内のシャワーを浴びに。

ガラス張りのおしゃれなシャワー室で汗を洗い流して用意されていたガウンを着たら快眠の準備が完了!

ボディソープやシャンプー&リンス、ドライヤーは備え付けがあるほか、歯ブラシやボディタオル、クレンジングクリーム、化粧水、フェイスクリームなどの各種アメニティは、受付時にもらえます。

ゆったりしたダブルベッドに横になると、一瞬で眠りに落ちました(笑)。

4名での利用の場合でも、もう1台ダブルベッドがあるのでご安心を。

気持ち良い目覚めともに朝を迎えると、8時ごろスタッフが朝食を運んできてくれます。メニューは、エッグベネディクトマフィン、サラダ、スープ。

室内のIHキッチンで手軽に作って屋外デッキでいただきます。

起床時は霧で包まれていた周囲が、時間とともにクリアになってきて、また見事な景色を見せてくれました! あっという間の1泊2日は、心も体も満たされ、幸せな気分のまま宿を後にしました。

うれしい宿泊者限定特典!

THE GLAMPING 箱根十国峠に宿泊した人は、「十国峠パノラマケーブルカー」の乗車、山頂の「TENGOKU CAFE」のドリンクを滞在中何度でも無料で利用できるVIP PASSカードがもらえます!

森の駅 箱根十国峠〜十国峠山頂までを行き来する十国峠パノラマケーブルカー。所要時間は2〜3分。

世界文化遺産でもある十国峠の山頂から見る景色は必見です!

昔の呼び名「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国が見渡せることから名付けられた十国峠。360度の大パノラマに感動すること間違いなしです。

ちなみに山頂には、THE GLAMPING 箱根十国峠から徒歩でも3〜4分で行けます。筆者は、1日目は徒歩で、チェックアウト後の2日目はケーブルカーで行き、2度に渡って景色を堪能しました!

山頂の「TENGOKU CAFÉ」でいただいた富士山ラテを片手に。

さらに、VIP PASSの提示で、森の駅 箱根十国峠の売店商品が10%引きで購入できるので、お土産購入時などにぜひ。

大自然を感じられる360度の一大パノラマを見ながら、極上のグランピングを楽しめる「THE GLAMPING 箱根十国峠」。いたれりつくせりの環境と、感動必至のロケーションのなか過ごす時間は、カップルでも友人同士でも思い出に残ること間違いなし。誕生日などの記念日に利用するのもおすすめですよ!

THE GLAMPING 箱根十国峠

住所:静岡県田方郡函南町桑原1400-20

電話番号:0557-83-6211

アクセス:電車/JR東海道線・熱海駅下車 伊豆箱根バスにて約40分、クルマ/東名高速道路「小田原IC」から車で約40分、新東名高速道路「長泉・沼津IC」から約35分

チェックイン/チェックアウト:15:00~17:00(サウナ付きスイートヴィラ及びスイートヴィラは14時〜)/11:00

料金:22,500〜61,500円(部屋のタイプ、時期によって異なる)

[All photos by すぎさく。]

元記事で読む
の記事をもっとみる