1. トップ
  2. グルメ
  3. 『赤福』の 白餅黑餅 手みやげのネタ帖

『赤福』の 白餅黑餅 手みやげのネタ帖

  • 2023.5.10

本誌連載「&food」担当、ライターP(ぴい)さんが毎月こっそり教えてくれる、おいしい手みやげメモ。

手渡すひと言「白餅、おいしっ」

出典 andpremium.jp

新幹線で東京に帰るとき買うもの。名古屋なら餡麩三喜羅(あんぷさんきら)、京都なら丹波ばらずしと赤福餅。で、京都駅。さて赤福餅と思って見たら、何と見たことない一品が。いつもの白砂糖味の赤福餅ではなく、黒砂糖味で素朴な甘さの黑餅と、白小豆餡の品のいい白餅の2色がセット。いやぁ、おいしい。嬉しい限り。解説によれば、「黒は、生まれたての純朴なものの象徴。可能性を秘めています。白は、清らかで洗練されたものの象徴」とのこと。なるほど。さらに、包装紙は天地人を表し、「白餅の白は天(雲)、黑餅の黒は地(稲穂)、そして右肩にある赤福の赤いロゴが私たち人」とのこと。何か、ありがたみが増しております。今までは一度に1個しか食べてなかったのに、思わず、黒と白を一度に食べてしまう。赤福様、ますます太っちゃうではありませんか。お取り寄せも可(お取り寄せは5月下旬頃まで)。

「白餅黑餅」8個入り1,000円。

赤福

三重県伊勢市宇治中之切町26 0596-22-7000(総合案内)

出典 andpremium.jp

写真・文/P(ぴい)

ライター 渡辺 紀子
出典 andpremium.jp

皆からの呼び名は、P(ぴい)。「食べるものなら、おいしくてもおいしくなくても愛おしい」を口上に、『&Premium』創刊時から食の連載「&food」を担当。

元記事で読む
の記事をもっとみる