ある日の夜、会社の同僚と一緒に飲んでいた拓也。「独身組だけ2次会行こうぜ」同僚がそう言うと、拓也は「俺も行く」と2次会に参加する意思を伝えます。「いいのか?既婚者がこんな遅くまで…」同僚の言葉に「早く家に帰っても息が詰まるだけ」と返答すると、2次会に一緒に参加したのでした。一方で、そのころ泣きわめく赤ちゃんを必死に抱っこであやしていた美咲。
拓也は結局、深夜0時半近くに帰宅したのですが、「おかえり!今日も遅かったね」と、明るく話しかけてくる美咲に対して完全無視。そのままスッと横切ると、お風呂場に行ってしまったのでした。
シャワーを浴び終え、拓也が寝室に戻ってきたことに気付くと、再び話しかける美咲。「起きたらみんなで公園に行かない?」と誘うのですが、拓也は即答で「行かない」と断って……。
「行かない」誘いを断る夫に妻は…?
「なんで?!前はどこでも一緒に
行ってくれたじゃん……!なんで最近は……」
美咲が拓也にそう言いかけた途端に、
赤ちゃんが起きてしまいました。
「ふえええええええっ!!」
しかし、美咲が必死であやすものの
なかなか泣きやまず……。
「拓也、花ちゃんを抱っこしてあげ……」
「拓也……?」
美咲が拓也のほうを見ると、
拓也は背を向けたまま耳をふさいでいたのでした。
◇ ◇ ◇
美咲の感情がヒートアップすると同時に、泣き始めた赤ちゃん。1日中ずっと育児をしているからか、時折美咲の表情には疲労感が見えますね。しかし、せっかく家族3人で出かけようと思って提案したのに、即答で断られたら悲しいですよね……。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
ベビーカレンダー編集部