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「やった側はすぐ忘れるから!」記録が大事!?小学校で問題が起きたときの対処法 <子どもトラブル>

  • 2023.5.10

2014年生まれの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、高校生くらいの男の子に呼び出されて泣かされてしまいました。 その男の子は、同じクラスの女子・Sさんの兄で、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と咎め、身に覚えがないと言っているケイくんに謝罪を強要したのです。担任の先生が状況を確認したところ、クラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えていたことが発覚。つまり、Sさんがケイくんにひどいことを言われたというのは誤解でした。先生はSさんのお母さんに、子どもたちの間で誤解があったことを何度も説明しましたが、「息子は叱ってやっただけ。ウチが謝罪するのは変でしょ? もうSに暴言吐かないよう言ってくださいよ」と、まったく聞く耳を持ってもらえませんでした。

ケイくんの母・ふくこさんは、「ここまでの親、まったく初めてだ」とあぜんとしてしまい、誰かに力を借りたいという思いから、ママ友・内田さんに相談することにしました。


内田さんは、「学校や市の教育課や、教育委員会など外部に訴えるときのためにも、S家にされたこと・日付や時間・状況の詳細などのメモが必須」と教えてくれました。
記録があるのとないのとでは、対応が変わってくるそうなのです。

そして、学校でトラブルがあったときの対応を具体的に教えてくれました。

やった側は、満足してすぐに忘れる…

何かトラブルが起きたときは、
・事実関係をメモする
・できる限り早く学校に連絡する
・信頼できる人とのつながりを作る
・万が一のときのため、ボイスレコーダーなどを準備しておく

などが必要だと教えてくれた内田さん。

親身になって助言してくれ、勉強になることばかりです。


「三男に降りかかったこの出来事でいろいろな人と話しましたし、さまざまなことを考えさせられました」とふくこさん。

小学校ではどうしても保護者同士の交流が減り、疎遠になってしまいがちですが、無理のない範囲で、少人数でも横のつながりを持っておくことも大切なのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ

ベビーカレンダー編集部

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