1. トップ
  2. 日韓トップ俳優集結!『犯罪都市3』出演の青木崇高、初の韓国撮影語る「2人と共演できてよかった」

日韓トップ俳優集結!『犯罪都市3』出演の青木崇高、初の韓国撮影語る「2人と共演できてよかった」

  • 2023.5.9

「心臓の鼓動を感じることができるだろう。とても楽しくご覧いただけると思います」

俳優のマ・ドンソクは5月9日、ソウル三成洞(サムソンドン)のCOEXメガボックスで行われた映画『犯罪都市3』(原題)の製作報告会で、「多くの関心を持ってくださって本当にありがとうございます。多くの方々が愛してくださった分、責任を持って作ろうとした。観客のストレス解消のために、さらに強力なアクションを持ってきた。ストレスを確実に吹き飛ばすことができる」と自信満々に述べた。

制作報告会には、シリーズの主人公マ・ドンソクをはじめ、今作で敵役を演じたイ・ジュニョク、青木崇高、そしてイ・サンヨン監督が参加した。

『犯罪都市3』は、ソウル広域捜査課に異動となった怪物刑事マ・ソクト(演者マ・ドンソク)が、新種の麻薬犯罪事件の黒幕であるチュ・ソンチョル(演者イ・ジュンヒョク)と、麻薬事件に関わっている日本人ヤクザ・リキ(演者:青木崇高)を捕まえるために繰り広げる痛快な犯罪掃討作戦を描く。

1、2との違いとは?

今回の舞台が仁川(インチョン)になったことについて、イ監督は「多くの都市の中で最も協力的だった。とても感謝している」と話す。

(写真提供=OSEN)左からイ・ジュニョク、マ・ドンソク、青木崇高

昨年公開された前作『犯罪都市 THE ROUND UP』は、コロナ禍にもかかわらず、観客動員数1000万人を突破し、大ヒット作となった。そんな人気シリーズのカムバックに多くの映画ファンが期待を寄せている。これまで同様、イ監督がメガホンを取り、『犯罪都市』ならではのコミカルかつ総会感あふれるアクション作品に仕上がっているという。

報告会でイ監督は「前作との最大の違いは全く違う新しさだ。この間、『犯罪都市』で構築してきたシチュエーションを変えてみたかった」とし、「新しいヴィラン、新しいキャラクターを入れて、これまでとは差別化を図っている。最も大きな特徴は敵が2人という点で、最大の魅力だ」と紹介した。

続いて「マ・ドンソクは最初から『犯罪都市』のシリーズを企画していた。私が2作目を撮ったあと、3に対するテーマを一緒に議論し、既存のものを変えつつも新たな試みに挑戦してみようという考えが合致していた」とし、再び監督を務めた理由を明かしている。

そしてマ・ドンソクも「今回は少し違う話」と紹介し、「世界観も拡張したが、ストーリー、アクション面で新たな試みに挑戦した。これまでのマ・ソクトが豪快な“単発アクション”をしていたとすれば、今回は“連打アクション”を多く取り入れている。新たな敵2人とのユニークな組み合わせがある」と話した。

続いて「3本の企画は最初から15歳以上が観覧可能だった。ところが、SNS上で19歳以上観覧可と誤って知られた。ティザー予告が19歳観覧可の等級を受けるところだった理由は、その予告の中に喫煙シーンがあったからだ。そのため、19歳以上が観覧可能になりそうだったが、喫煙シーンを編集した」と説明している。

青木は初の韓国撮影
(写真提供=OSEN)左からイ・ジュニョク、青木崇高

またチュ・ソンチョルを演じたイ・ジュニョクは、マ・ドンソクの電話一本で出演を決めたという。

「ある日、私が友人と遊んでいる時、マ・ドンソク先輩から電話がかかってきた。その時は『犯罪都市 THE ROUND UP』が公開される前だった。先輩が“犯罪都市3を作るんだけど、敵役やる?”とおっしゃってくれたので、“やる”と言った」と驚きのオファーを振り返った。

このエピソードに対してマ・ドンソクは「イ・ジュニョクは本当に優しいやつだ。映画界では善良で良い人間として有名になった。最近行われたインタビューでは、(約20㎏も)体重を増やしたと言っていたが、脂肪を増やしたのではなく、“バルクアップ”が正しい」と訂正し、会場を笑わせていた。

これを聞いたイ・ジュニョクは「以前までは規格に合う、養殖された生活を送っていたとすれば、今回の映画ではジャングルに投げ込まれたように、違った人生を生きた。マ・ソクトと戦う時、観客が違和感を覚えないよう、ボクシングのトレーニングもたくさんして準備をした」と役作りを説明している。

そしてシリーズ初の日本人ヴィランとして出演している青木は、「シリーズ初のグローバルヴィランとして存在感を示したい」とし、「日本での麻薬取引のために来たヤクザ」と役を紹介。続いて、マ・ドンソク、イ・ジュニョクとの共演について「韓国での初撮影なのでとても心配だったが、お二人と仕事ができてとても楽しかった」と述べた。

(写真提供=OSEN)青木崇高

また、マ・ドンソクは今回の敵2人を野生動物に例えた。「チュ・ソンチョルは飢えた野生のオオカミのようなイメージだ。一人でも力が強いのに、自分の群れを利用して餌を勝ち取ろうとする感じ」とし、「リキは上から餌を観察し、稲妻のように現れる鷲のようだ」と伝え期待を高めた。

映画『犯罪都市3』は韓国で5月31日より公開。

元記事で読む
の記事をもっとみる