【孫差別をする姑 → 成敗！】「娘の孫の方が可愛い♡」→ そう言っていた姑が、急に『手の平を返した』理由は？

他己評価は、日頃の行いによって決まります。都合の良い時だけ優しく振舞ったとしても、相手に見抜かれてしまうでしょう。
今回は、お孫さんに嫌われてしまった姑エピソードです！

義妹の娘ばかり可愛がる姑

知人女性には、旦那さんとの間に娘さんが1人いました。
しかし姑は、娘さんのことを、孫だというのに全く可愛がりません。
姑曰く、自分の実娘が産んだ孫の方が可愛いとのことです。
「アンタの血が入ってると思うだけで、生理的に無理だわ～。実際に見た目も、娘の産んだ孫の方が可愛いし！」
姑の心無い言葉に、知人女性は胸を痛めました。

貿易商の御曹司と結婚

姑は知人女性の娘さんに、お年玉や入学のお祝い金などの類を一切、渡しませんでした。
もう1人の孫には、多額のお金やプレゼントを渡しているというのに、理不尽極まりません。
そんな娘さんも気が付けば成人を迎え、結婚することになりました。
相手は貿易商の御曹司と聞いて、たちまち姑は態度を一変させます。

念願叶わず……

「貿易商ってことは、海外のアンティークなんかも扱ってるんじゃない？ 私、アンティークに目が無いのよ～！」
姑はそう言って、目を輝かせました。高級志向の姑は、家に沢山のアンティーク雑貨を所持していたのです。
そんな姑にとって、貿易商の御曹司との結婚は願ってもないチャンスだったのでしょう。ひょっとしたら、今まで見たこともないような掘り出し物に出会えるかもしれません。
姑は手の平を返し、たちまち知人女性の娘さんに優しく振舞いました。
しかし娘さんは、これを拒否します。
「悪いけど、おばあちゃんとは結婚を機に縁を切るわ。絶対に、家の敷居は跨がせない！」
今まで、あれだけの仕打ちをされたのです。娘さんの言い分も最もでしょう。
こうして姑は、泣く泣くアンティーク発掘のチャンスを失い、今度はもう1人の孫に「貿易関係の男性と結婚して！」とせっついているようです。
そんな姑のお節介が煩わしいが為に、今度はもう1人の孫にまで距離を置かれてるんだとか……。
良き巡り合わせにあやかりたければ、日頃から、人徳を積む必要があるでしょう。

ftnコラムニスト：六条京子