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<保育士が一斉退職した話>「また辞めるの!?」相次ぐ保育士の退職…一体何が起きている!?

  • 2023.5.9

2017年1月、妊娠27週で930グラムの息子ねこ太くんを出産した鳥野とりこさん。1年後、ねこ太くんの集団生活の許可が主治医から下りたことを機に、新設の保育園に入園を決意。しかし、その保育園は保育士の退職が後を絶たないトンデモ保育園だったのです。そうとは知らず、好条件がそろった保育園への入園を決意したものの、開園後半年で4人が突然退職する事態に、鳥野さんは不安を募らせます。

開園後半年で4人が突然退職した保育園。しかも事務方だったはずのクセ強園長が保育の現場に出始めて、不安は高まります。子どもたちやねこ太くんは楽しそうに過ごしているので、様子を見ようと一度は自分を落ち着かせる鳥野さんでしたが、給食の献立にも異変が……。ハムやウィンナー、ベーコンなど、加工肉ばかりに変わっていたのです。さらに、保育士さんたちの様子もおかしくて……!?

保育士さんたちが園長に向けた怖い視線のワケは…

退職者が相次ぐ保育園で、給食メニューも変わっていることに驚いた鳥野さん。加工肉ばかりで野菜もニンジンとキャベツのみ。「食材費ケチってる?」と疑うも、「クレームするほど酷い献立でもないか……」と、ここでも鳥野さんは神経質にならないよう自制します。

ところが、お迎えに行ったときのこと。いつも笑顔で優しい保育士さんたちが、ものすごい目の怖い顔で園長を見ていたことに気づいてしまいます。さすがの鳥野さんも、「やっぱりスタッフ間で何かある!」と確信します。話を聞くタイミングをうかがっていたその翌朝……。

「私、今日で退職することになりました」


なんと、さらにもう1人の保育士さんからの退職宣言に、思考回路はショート寸前に。理由を聞く時間もなくその日は呆然と出社した鳥野さん。「今日お迎えのときに……聞く!!」と決意して保育園に向かうのでした。

こうも続くとなると、退職者が後を絶たない理由を知りたいと思うのは当然かもしれません。安心して仕事を続けるためにも、せっかく集団生活に慣れて楽しんでいるわが子のためにも、健全な環境が維持されている保育園に気がかりなく通わせたいですよね。


著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ

ベビーカレンダー編集部

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