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「相手にされたこと、メモってる?」他の家庭との揉め事…ママ友の心強い助言とは!<子どもトラブル>

  • 2023.5.8

2014年生まれの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、高校生くらいの男の子に呼び出されて泣かされてしまいました。 その男の子は、同じクラスの女子・Sさんの兄で、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と咎め、身に覚えがないと言っているケイくんに謝罪を強要したのです。担任の先生が状況を確認したところ、クラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えていたことが発覚。つまり、Sさんがケイくんにひどいことを言われたというのは誤解でした。その後、学校で女子たちが自分のほうを見ながら内緒話をしていたことが嫌だった打ち明けるケイくん。母・ふくこさんは、ケイくんが学校でつらくなったときに避難できる場所を作ってもらえるよう、先生にお願いしました。

今回のトラブルが発生してから、先生はSさんの保護者に何度か連絡をとろうとしたものの、まったく電話に出なかったそう。そんな中、ようやくSさんのお母さんと連絡がつき、先生は事情を説明。

しかし、「Aさんが事実を曲げてSさんに伝えていたのが原因」と何度伝えても、「Sはいつもケイくんにひどいことを言われている。だから息子が叱ってやっただけ」「ウチが謝罪するのは変でしょ? もうSに暴言吐かないよう言ってくださいよ」とまったく理解してくれなかったとのこと。

「ここまでの親、まったく初めてだ」とあぜんとしてしまい、誰かに力を借りたいと思ったふくこさんは、ママ友・内田さんに相談することにしました。

「常識」が通じない家族には…

ふくこさんは、「私自身、ママ友は多くないけれど、彼女のことは信頼できる。それでも、かなり勇気ふりしぼって彼女に助けを求めました」と振り返ります。

内田さんは外部に訴えるときのためにも、S家にされたこと・日付や時間・状況の詳細などのメモが必須だと教えてくれました。
記録があるのとないのとでは、対応が変わってくるそうなのです。

「謙虚になりすぎて、相手をつけ上がらせるのも問題」という内田さんの言葉通り、冷静になることも大切ですが、間違っていることを間違っていると言う勇気を持つことや、はっきりと意思表示をして、怒りや悲しみの感情をうまく相手側にと伝えることも重要なのかもしれません。
ママ友・内田さんのような心強い味方がいてくれることに、ひと安心ですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ

ベビーカレンダー編集部

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