お店の厨房で焼くお菓子とほうじ茶や抹茶のラテなどでほっと一息つける「CAFE STAND BLOSSOM(カフェ スタンド ブロッサム)」が鎌倉長谷にオープンしました。スイーツやドリンクには甘酒や豆乳などビーガンの食材を使い、やさしい味わいにほっと心も和みます。長谷の散策途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。
歴史のある街でふれる日本の伝統的な食文化
江ノ電長谷駅から鎌倉の大仏として知られる高徳院へと続く道沿いにたたずむ「CAFE STAND BLOSSOM」。手掛けたのは元ラグビー日本代表の選手時代には主将を務め、現在は後輩の指導やニュース番組へも出演し幅広く活躍している廣瀬俊朗さんです。
現役時代に食の大切さを感じたという廣瀬さんは、歴史のある長谷の街で日本に古くから伝わる食材を広く親しんでもらいたいという思いから発酵食品の甘酒に注目したのだそう。このカフェでは甘酒を使った手づくりのスイーツやドリンクが登場します。
ほっとした気分で過ごせるスタイリッシュなカフェ
注文カウンターの奥に進むと窓から明るい日の入るイートイン席が広がります。スタイリッシュな店内には廣瀬さんが遠征で訪れた海外で購入した絵画や観葉植物などが置かれ、路地歩きの多い長谷で心和むひと時が過ごせますよ。
お皿やカップも廣瀬さんが長崎に訪れた時に見つけたという波佐見焼の陶磁器を使用しています。とくにマグカップは手にしっくりと馴染む持ち手で軽くてカラフル、鳥のモチーフもキュートです。
甘酒のやさしい味わいが心にしみわたるスイーツ
「甘酒バナナケーキ」(480円)や「甘酒クリームあんみつ」(680円)などイートイン席の奥の工房で手づくりするスイーツには、甘酒由来のやさしい甘みがあります。
看板商品の「甘酒あんバターサンド」は甘酒で炊いたあんを使い、大豆バターと一緒に麹の香るしっとりとした生地でサンドしています。こしあんと柚子の香りがさわやかなしろあんの2種類あり、古都のお店らしい和菓子のエッセンスも感じられます。
「抹茶甘酒ラテ」(700円)「甘酒ホットチョコレート」(800円)などドリンクにも甘酒を使います。プラントベースの美味しさをぜひ味わって。
クルミ・大納言小豆・抹茶たっぷりの贅沢マフィン
日替わりで毎日数種類ずつ登場する大きなマフィン。クルミと大納言小豆を贅沢に使った抹茶のマフィンや、酒粕のクランブルをトッピングしたブルーベリーのマフィンなど、味わい豊かに焼き上げます。
甘酒がほのかに香るなめらかなソフトクリーム
ソフトクリームも豆乳と甘酒をベースにしていて、ほんのりとした甘さはトッピングのグラノーラとの相性も抜群です。ザクザクとしたグラノーラは糀みつをからめたオリジナルで、ほかでは味わえないこのカフェならではの組み合わせ。種類豊富な甘酒のスイーツやドリンクをゆっくりと楽しんでくださいね。