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保育園ではいつから半袖?【保育士解説】夏の登園「これはNG」アイテムも解説

  • 2023.5.7
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5月ごろになると日中は日差しがつよく、暖かい日が増えてきますね。入園当初は、長袖でちょうど良かった気温も、長袖だと汗ばむこともあったり、朝起きて着替える時に悩むこともあるのではないでしょうか。そんな春から初夏の季節、衣替えはまだですが、そろそろ夏服を準備しておくと、一気に暑くなるゴールデンウィーク明け、過ごしやすい服で登園できますね。そんな「園生活の夏服選び」を、現役保育士まお先生から、選ぶポイントも含めてお伝えします。

保育園での服装、いつから半袖に切り替える?

保育園に夏服を着ていく時期について悩む保護者の方はいるでしょう。制服を着用して登園する保育園や幼稚園などは、「衣替え」の時期があると思いますので、園から「衣替え」のお知らせがあれば、夏服を着て登園しましょう。

指定の制服がない保育園や幼稚園でも、お昼寝布団を夏用にするタイミング等で「衣替え」の時期を設けている園もあります。制服がないのであれば、服装に関しては保護者の判断で長袖、または半袖で登園しても大丈夫。具体的には、ゴールデンウィーク明けごろには、半袖を用意して良いと思います。

園生活は意外と「暑い」

園生活では、1日の中にたくさんの活動があります。また、おうちよりも広い保育室や廊下、ホールや園庭と、子ども達が走りたくなるような環境で、体を動かす活動もたくさんあります。家の中にいると少し寒い?と思う日でも、子ども達はたくさんの活動で汗ばむことも。

そのため、大人が思っている以上に、園生活は暑いと感じることがあるのです。

保育園で着る夏用服のポイント

上記でもお伝えしたように、園生活はたくさんの活動があります。ですので、できるだけ動きやすい服装が向いていますね。

また、活動の中で、自分で服を着たり脱いだりすることもあります。装飾がついていたり、サイズが小さすぎたりすると子どもが自分で着替えられないことも。そんな注意点も踏まえて、おすすめの服装をお伝えしますね。

熱くなりにくい、淡い色の服

春や夏の日差しは、とても強いです。しかし園生活になくてはならないお外遊び。そんな日差しの下で遊ぶ時は、淡い色の服を選ぶと良いでしょう。強い日差しの下で、黒や紺などの濃い色の服を着ていると、本当に暑いです。保育園では、いいお天気の日はお外へ出たり、散歩に行ったりしています。夏になると、プールや水遊びも。

いつ外に出ても良いように、夏服はできるだけ淡い色(白や黄色・ピンクなど)のパステルカラーがおすすめですよ。

汚れても良い服

園生活には、汚れてもだいじょうぶな服装で登園してください。と先生からも言われていると思います。お外で遊んだり、製作活動をしたりと、いろいろな遊びを自分で経験することで、たくさんの学びがあります。汚さないように過ごすことの方が大変です。

特に夏は、外遊びはもちろん、水遊びや泥んこ遊びなど、夏ならではの遊びもたくさん。おさがりを活用したり、低価格で汚れてもいい服を準備したりしましょう。

袖や裾は広めのものが◎

1歳児クラスになると、ズボンの脱ぎ履きを自分でできるようになるための練習が始まります。ピタっとしたタイトなズボンや服だと、子ども自身で着替えることはとてもむずかしいですね。

袖口や、裾がゆったり大きく開いていると、手足を入れやすく出しやすいので「自分でできた」につながります。園生活では、一人ひとりの自立に向けての活動がたくさんあります。わが子が自分で着脱できる服を選んであげることも、とても大切です。

服のデザインにも注意して選んであげると、着脱の自立に役立つでしょう。

半ズボンでもOK

園からの指定がなければ、半ズボンを選んであげてもいいでしょう。涼しくてはきやすいのがメリットの半ズボンです。汗をたくさんかいた後のトイレでは、ズボンが汗でひっついてなかなか脱げなくて、間に合わず失敗してしまう場面をたくさん見てきました。ケガや虫刺されなど心配される園や保護者の方もいらっしゃいますが、快適に過ごせる服装も、園生活では大切です。

ただ、膝が出ているものだと外遊びで転んだ時にすりむいてしまうことがあります。膝が隠れるようなものにするのも良いでしょう。短いズボンが心配なときは、先生に相談してみてください。

洗い替え用も

子どもは汗をたくさんかきます。園生活の中でも、汗をかいて濡れていると着替えさせてくれる園もあります。1日1~2枚使うと考えて着替えを用意すると良いですよ。

低年齢のクラスは特に、給食中にエプロンをしていても服を汚れてしまうこともありますので、多めに準備しておきましょう。

夏の登園でのNGは「サンダル」

暑い夏だからと言っても、サンダルで登園するのはやめておきましょう。その理由は、遊具はもちろん、園生活に適していないためです。

保育園では、避難訓練があったり、運動会の練習をしたりと、夏は特に外に出る機会が増えます。水遊びがあるとサンダルの方が濡れてもいいかなと思うかもしれませんが、遊具で遊ぶ際に滑って危険だったり、足を十分に保護できない可能性があります。

園の靴箱に普段の運動靴を置いているなら、サンダルで登園しても大丈夫ですが、必ず保護者の方が持ち帰ってください。そのまま置いてあると、子どもがつい履きたくなったり、他のお友だちがはきたがったりするなどの影響があるかもしれません。

早めに夏の登園服を準備して

毎年ゴールデンウィーク辺りから一気に気温が上がり、夏日が続くことも。園生活は特に活動がたくさんありますし、子どもは自分で服を選べないので、親が過ごしやすい服装を考えてあげる必要があります。

ゴールデンウイーク明けごろからは、園生活の夏服の準備をして、いつでも着て登園できるようにしておきましょうね。

著者:mao_hoiku

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