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「ちょっと聞いてよ~」もううんざり!隣人の悪口ばかり言う義母が変わったきっかけは?

  • 2023.5.7

義父母とは別居ですが、子どもが生まれてからよく家へくるように。義母は私と顔を合わせるたびに、世間話として義実家の隣に住んでいる3人の子持ちママさんの話をしてくるのです。楽しい話なら良いのですが、ネガティブな内容が多く、私は聞いていて複雑な気持ちに……。そんな義母の話題を変えることができた体験談です。

話題は近所の人の話

義母は日中家にいることが多く、私と会ったときの話題もご近所の話が多いです。特にお隣に住んでいる引っ越してきたばかりの3人のお子さんをお持ちのママの話を頻繁にします。

ただ、内容が「子どもがいるのにママ友と遊んで17時に帰ってきた!」「夕飯の支度もしないで遊び歩いている!」「上の子を学区外の小学校に通わせている! そんなのはおかしい!」など、義母に何と返してよいか困る内容が多く……。

私が責められている気持ちに

同じ子持ちママとして、私はついお隣の奥さんの味方をしてしまいたくなります。そのため、「私なんてもっと遅くなるときがありますよ!」「夕飯は朝に作り置きしたのかもしれませんね」「学区外の学校に通うのは最近では珍しくないみたいですよ」とやんわりと反論していました。

ただ、そうすると義母との間で微妙な空気が流れてしまいます……。しかし、どうしても心情的に義母へ同調できません。また、義母から私に「母親とはこうあるべき!」といった遠回しな圧力をかけられているようで、あまり気分がよくありませんでした。

夫に相談

義母と会うたびに隣のママさんのネガティブな話をされるので、夫にどうしたらよいか相談しました。すると夫は「そういえば、母さんはお隣の奥さんが引っ越したとき『いつでも子どもを預けてねと伝えたのに、一度も預けてくれない』って寂しそうだったなぁ」とのこと。

どうも義母はお隣の奥さんともっと仲良くしたいのに、頼ってくれないことが不満だったようなのです。昔は気軽に子どもの預け合いがあったようですが、今の時代でさすがに引っ越して1,2カ月ではお隣に預けることは難しいと思います。

さり気なく義母に伝える

そこで、次に義母に会ったとき、「最近はあまりご近所同士で子どもの預け合いはしないのですが、お義母さんのときはどうでしたか?」と聞きました。義母は「そうなの!?」と、とても驚いていました。義母は社宅住まいで頻繁に子どもの預け合いをしていたようです。そのため、「子育ては近所みんなで」という意識が強かったのです。

また、義母が隣の奥さんのネガティブな話をすると、「そんななかで、私は子ども1人でも大変なのに隣の奥さんは3人もいるなんて頑張っているんですね!」と、反論ではなくポジティブな意見で返すようにしました。すると、義母も「そうなのよね。子どもたちもいつもニコニコしていて~」と話を合わせてくれるようになったのです。

最近の義母は、お隣の奥さんとよく子育ての話をしているようです。残念ながら、まだ子どもを預けてもらうまでの仲にはなっていないようですが、以前よりもネガティブな内容の話はしなくなってきたので、安心しました。私も義母と昔と今の育児の違いについても話す機会が多くなり、とても勉強になります。

作画/みいの


著者:浜辺結子

1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部

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