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「言っておきたいことがある」ギクシャクし、不機嫌な友人から驚愕の言葉が!?<子育てダメ出しママ>

  • 2024.12.23

大学生のときにゼミで知り合い、仲良くなったシィさんとエーコさん。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚・出産。少し疎遠になった期間があったものの、お互いにママになったことをきっかけに、久々に会うことに。シィさんが、エーコさんの息子くんに赤ちゃんへの接し方をやんわりと注意したことをきっかけに、「シィちゃんって過保護だよね」と言って、独自の子育て論を語り始めたエーコさん。そんな中、娘ちゃんのほっぺにキスをしようとするエーコさんの息子くん。シィさんは思わず大きな声で制止すると、息子くんは驚いて泣いてしまい、エーコさんは激怒。シィさんは謝罪しつつ、娘ちゃんが虫歯にならないよう、キスなどは避けていることを説明しますが、エーコさんは聞く耳を持たずに、シィさんにひどい言葉をぶつけます。険悪な空気の中、口を開いた息子くんは「いきなりチューしようとしてごめんね」と謝ります。以前、幼稚園でも似たようなことがあったようで、「キスをしてもいいのは、おうちの人だけ」と、幼稚園で先生に言われたことを、息子くんは一生懸命に教えてくれました。

息子くんの素直なやさしさに触れて、シィさんも自然と「こっちこそごめんね」という言葉が出てきます。息子くんはにこやかに許してくれて、また娘ちゃんと遊びだしました。

しかし、エーコさんはまだ不満そうな顔。

「何よ……。こっちが悪いっていうの? 子どものすることだし、チューくらいかわいいものじゃん。気にするようなことじゃないでしょ」と蒸し返します。

「そうだね。私が気にし過ぎる部分もあると思う。でも、子どものすることだから気にしないでって、する側が言うことじゃないと思う!」

「娘がかわいそうとかいろいろ言っていたけど、私にも考えがあってしていることだから、私の育児に口出さないでくれる?」

これまで、エーコさんからのさまざまなダメ出しにモヤモヤしていたシィさんは、はっきりと反論。

シィさんに言い返されて、あからさまに不機嫌な態度になったエーコさんは……。

「言っておきたいことがあるんだけど…」


学生時代から都合が悪くなると不機嫌オーラを出していたエーコさん。

当時はその姿に周りが気をつかっていたのですが、怒ったシィさんは「もう知らない! 子どもじゃあるまいし」と放っておきます。

エーコさんと息子くんが帰る時間になり、大人同士のギスギスは子どもには無関係なので、シィさんは息子くんにお礼を言いました。

すると「帰る前に、言っておきたいことがあるんだけど」とエーコさんが口を開き、また何か言われるのではと身構えるシィさん。

エーコさんは少し黙ったあと、「ごめんね。いろいろ気に触ること言ったし。帰る前に謝らないとと思って……」と続けます。

プライドが高いエーコさんが真剣に謝る姿を、シィさんは初めて見ました。

不機嫌で口数が減ったのだと思っていましたが、どうやら自分の言動を反省していたようです。友だちなら何でも言っていいわけではないと気付いた様子。

シィさんも、「エーコの発言はマウント……?」と身構え、不満に思っても反論せずに黙っていたことを反省しました。

良いところも悪いところもひっくるめての友だち。それからふたりは、時々会って、言いたいことを言い合う仲になれたようです。

いろいろありましたが、ふたりは今まで以上に良い関係になれたのではないでしょうか。これからも、お互いの意見を尊重することを大切にしながら、良い友人関係を続けてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

ベビーカレンダー編集部

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