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チャールズ3世の戴冠式でウィリアム皇太子が立てる「忠誠の誓い」とは?

  • 2023.5.6
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5月6日にウェストミンスター寺院で行われるチャールズ3世の戴冠式でウィリアム皇太子には特別な役割が与えられている。

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5月4日、突如パブに現れ国民と交流したウィリアム皇太子。photography: aflo

4月初めにバッキンガム宮殿はイギリスのジョージ王子が祖父チャールズ3世の戴冠式で務める役割を発表した。9歳の少年は式当日、ウェストミンスター寺院の身廊を通る祖父に付き添う大役を仰せつかった。ジョージ王子の次に注目が集まったのは、父親であり、君主の長男であるウィリアム皇太子にどんな役割を与えられるのかという点だった。

ウィリアム皇太子がきわめて象徴的な役目を担うことになるだろうと誰しもが思い、実際、儀式で国王への忠誠の誓いを述べる唯一の王室メンバーとなった。カンタベリー大主教の公邸ランベス宮殿が発表した戴冠式典礼によれば、キャサリン皇太子妃の夫は「王族による忠誠の誓い」をおこなう。

忠誠の誓い。

これは宗教儀式の一環としておこなわれる。ウィリアム皇太子は「私、ウェールズ公ウィリアムは、あなたへ忠誠を誓い、信念と真理を捧げ、臣下として一生お守りします。神よ、お助けください」と厳かに誓願する。英「ハロー」誌4月30日号によれば、ウィリアム皇太子は1953年のエリザベス2世の戴冠式の時にフィリップ王配がやったようにひざまずくことになっている。そして「父の手に自分の手を重ねて」誓いの言葉を述べるそうだ。

ウィリアム皇太子は国王の戴冠時にも登場し、貴族院のメロン男爵夫人とともに、聖書の「義の上衣と救の衣」を象徴するロイヤル・ストールとロイヤル・ローブを国王に着せる役目を担う。

弟のハリー王子は出席を表明しているが、当日は何の役も与えられないようだ。4月23日付けの「サン」紙によると、ハリー王子は王室メンバーよりも10列後ろの席が予定されている。ここなら、メーガン夫人の夫は式の最中、いつでもそっと退出できるだろう。

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