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恥ずかしがりやで「ありがとう」が言えずつい叱ってしまう私。お風呂あがりの息子たちの言動に驚愕!

  • 2023.5.6

私は7歳と3歳の息子の父親です。子どもたちにはちょっとしたことでも感謝の気もちを言葉で伝えるように教育しています。ですが「ありがとう」と口に出すのが恥ずかしいようで、私や妻にはなかなか言ってくれませんでした。ある日、そんな子どもたちが2人きりで……。

「ありがとう」が恥ずかしい長男と次男

長男の性格は恥ずかしがりで、自分の気もちを伝えるのが苦手です。自己紹介をする際はモジモジしてなかなか話すことができません。ですが次男は対照的でひょうきんな性格なのですが、「ありがとう」は恥ずかしいようで、笑ったり変な顔をしたりとごまかしてしまいます。私と妻は、感謝の言葉は自然に口に出してほしいと思っています。「ありがとう」を言ってほしくてつい叱ってしまうということもありました。

驚きのやりとり

ある日、私と子どもたちでお風呂に入ってあがったときのことでした。

長男は自分で体を拭いて服を着ることができるのですが、次男はまだできません。いつもは妻か私が次男の体を拭いて服を着せるのですが、そのときは私も妻も対応に遅れてしまっていました。すると、長男が次男の体をタオルで拭き、服を着せてくれていたのです。

そして次男が「ありがとうお兄ちゃん」と自然に言っているのを見て、私は驚きとうれしさで胸が熱くなってしまいました。少し離れた場所から観察していたのですが、次男は私の姿を見つけるとニコニコしながら「お兄ちゃん、かっこいいね」と、私に気もちを伝えてくれました。長男も「ありがとう」と言われたのがうれしかったらしく、その後も次男の歯みがきをしてくれたり水を準備してくれたりとお手伝いをしてくれました。

私や妻には恥ずかしくて言えない言葉でも子ども同士では伝えられるのだなと思いました。次男を進んでサポートする長男の成長した姿を見て、そして私と妻の「感謝は伝える」と教えてきたことがちゃんと子どもたちに届いていたことがわかり、うれしくなった出来事でした。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!

監修/助産師 松田玲子


著者:佐藤 稜

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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