大人よりも敏感だと言われることが多い、子どもの味覚にまつわるお話です。息子にお茶を渡したところ、中に「ごはん入ってる?」と聞かれた筆者コハダ(@cheeemum)。お茶のカップの中にごはんの粒でも入ってしまっていたのかな?と思った、次の瞬間…あることに気づきます。小さくともあなどれない、我が子の味覚の正確さに思わずうなったエピソードです。
そうです…、息子が感じ取っていたのはお茶はお茶でも「玄米茶」に含まれるお米の味のよう!お茶が沸かしたてでぬるい状態だったこともあり、ごはんらしい味わいに気づいたのか?驚かされるエピソードでした。
思わぬ味覚にも驚かされましたが「ごはん」の味の記憶が舌にインプットされていること、自身が感じた味を「ごはん」という言葉で表現できること、自分で気づいたことを確認したくて質問してくることなど、ひとつのやり取りを通してたくさんの成長が見えたことも、とてもうれしかったです。
もともと息子はとても食べむらがあり、離乳食が苦痛に感じたことも数えきれないほどありますが、用意した食事はちゃんと息子の体の基礎になっているんだなとも感じられた出来事でした。忙しいときは見逃しがちですが、何気ない日常にも、昨日とは違う「わが子の成長」が隠れているのかも知れませんね。
著者:cheeemum