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三つ編みやポニーのアレンジ3選、今年らしく差をつけるなら?

  • 2023.5.4
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スタイリッシュで新鮮な最旬ヘアのヒントは、ランウェイにあり!2023-24年秋冬シーズンのコレクションでキャッチしたモデルたちの装いから、いま挑戦してみたいトレンドヘアをフィーチャー。今回はアレンジ編。お呼ばれやパーティで映えるヘアアレンジのヒントを、ぜひ見つけてみて。 

優美なシニヨンの後ろ姿で語る、多彩なバリエーション。

Saint Laurentphoto: Spotlight

Balmainphoto: Spotlight

Sacaiphoto: Spotlight

クリーンでエレガントな品格が漂う、スリークなまとめ髪が数多くお目見えした今季。ヘアスタイリストたちのオリジナリティは、後ろから見たシニヨン部分に非常によく表れていた。「サンローラン」は、お団子部分をくるくるとねじってピンで留め、どことなくクロワッサンを思わせる半月型の印象をプラス。ほんの少しの毛先の無造作感が、ほどよくノンシャランなこなれ感をもたらしてくれるうえ、大きな円を描くフープピアスとも相性抜群だ。束ねた部分をコンパクトに丸め、真ん中部分でタイトに括ったのは「バルマン」。相当のレングスが必要だが、ミニマルでモダンな仕上がりがこのうえなくモードと言える。「サカイ」では、先に挙げたふたつのメゾンよりも高い位置でまとめ、黒いリボンを絡めてバレリーナ風に装った。

ブレイドは、タイトな編み目でデコラティブに。

Akrisphoto: Spotlight

Avellanophoto: Spotlight

Vivienne Tamphoto: Spotlight

装いかたによって、Y2Kらしさを思わせるストリート感とグッドガールな華やぎのどちらの雰囲気にもマッチするのが、ブレイドスタイルの魅力。「アクリス」は顔まわりから後頭部へ向かい太めの編み込みをつくっていき、シニヨン風にまとめて淑やかに。髪の生え際のベビーヘアはあえてそのままに保ち、あどけなさを醸し出している。「アヴェラーノ」のタイトな三つ編みには、つややかな質感によりクールな趣が漂う。額にかかるバング風のフリンジのアーティフィシャルなテクスチャーが、現代アートさながら、全体の雰囲気をグッとモダンなムードへ導いている。「ヴィヴィアン タム」がつくったヘアは、Y2Kらしさを残す、顔まわりの髪を使った触覚風ブレイド。メイクはあえてレスぎみに、肌の自然な血色やツヤ感を際立たせてフレッシュさを前面へ。

気品とモダンが共存する、スリークなローポニー。

Miu Miuphoto: Spotlight

Victoria Beckhamphoto: Spotlight

Son Jung Wanphoto: Spotlight

シニヨンと同じく、ポニーテールも“スリーク”と“低め”であることが今シーズンのアレンジヘアの大きな傾向。「ミュウミュウ」はそのフロント部分へ、突風に吹かれた後のように立ち上がるドライなアレンジを入れ、絶妙なリアル感を表現した。対して「ヴィクトリア ベッカム」は寸分の隙もなく真ん中で分けたウェットなポニーの落ち着いた雰囲気と、下まつ毛に差したパステルカラーの鮮烈な驚きとのコントラストをクリエイト。「ソン ジュン ワン」は、ホワイトブロンドのブリーチヘアをまとめた際のワイドな結び目を同じくヘアでカバーし、洗練された佇まいを完成。

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