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そのゆで汁捨てないで! パスタや野菜のゆで汁を活用する6つの方法

  • 2023.5.4

野菜やパスタのゆで汁は不要なものとして捨てられることがほとんどだ。でも、実は有効活用できるものが多い。ゆで汁を再利用するアイディアをいくつかお届けしよう。

1. パスタのゆで汁で除草

パスタのゆで汁はナチュラルで効果的な除草剤として庭で活用することができる。ゆで汁を残すには、大きなボウルの上にざるを置きそこに麺を流し込むか、鍋の中でゆで汁に浸かった麺だけを救い上げるかだ。そしてもう一つ。ジャガイモのゆで汁も同じくらい雑草に効果的だ。

2. 米のゆで汁でピカピカに

米のとぎ汁やゆで汁にはたくさんのメリットがあるが、その一つが水垢をやさしく取ってくれることだ。洗剤として利用する場合は、お米を炊飯器などで炊くのではなく(水分を吸収してしまうので)、パスタのようにゆでる必要がある。とぎ汁も同じ効力を持っている。米を研いだあとのとぎ汁をスプレー容器に入れておけば、調理台やガス台を拭き取る際に傷つけずにきれいにすることができる。

3. 肌や髪の毛を米のとぎ汁でケア

アジアの女性は昔から米のとぎ汁がもたらす髪の毛や肌への美容効果を知っている。ぬるいとぎ汁を肌につけることによって皮膚を柔らかくしたり、保湿したりできる。抗酸化成分のおかげで肌荒れや老化を防止。ヘアケアとして髪をゆすぐ時に使ってもよい。でんぷんが髪をさらさらにし、小さな巻き毛を抑え、艶のあるすべらかな髪にしてくれる。

4. 野菜や卵のゆで汁で植物の水やり

野菜をゆでる間、多くのビタミンやミネラルが湯に流れ出ている。このゆで汁は室内や野外の植物にとって栄養価の高い水となる。かなり低コストでナチュラルな肥料だ。庭の植物、家庭菜園や花にまくことができる。コンポストにも研ぎ汁を加えられるが、その場合、水を入れ過ぎて分解プロセスのバランスを崩さないように気をつけたい。野菜のゆで汁を活用する場合は無農薬の野菜を選ぼう。そして湯に塩をいれないこと(植物は塩分があまり好みでないのだ)。ゆで卵のお湯も同じように活用できる。

5. 銀食器をジャガイモ、ルバーブ、イタドリの水でピカピカに。

銀食器は特別なケアを必要とするが、製品の多くは高価で環境への負荷も大きい。でも実はジャガイモ、ルバーブやイタドリのゆで汁で簡単にお手入れができるのだ。ジャガイモの場合は、皮も入ったままのゆで汁にシルバーウェアを数分浸しておくだけで充分。その後ていねいに拭き取ろう。ルバーブやイタドリの場合は、あく抜きに利用した湯を冷まし、その水を柔らかい布につけてやさしく磨いてみよう。

6. 洋服のケアはほうれん草や白いんげん豆のゆで汁で

自然素材のテキスタイルもやさしくケアすることができる。白いんげん豆のゆで汁はウール、シルクやコットン素材の染み抜きに使える。そしてほうれん草のゆで汁は、洗濯を重ねるにつれて色が褪せてくる黒い服の色を復活させてくれるそうだ。

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