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「お返しします」社長が恩を着せてくると見越して準備したものとは

  • 2023.5.4

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんの、ヤバイ職場を辞めるまでの体験をマンガ化! 昔の職場の上司・Pさんからパートで働かないかと誘われ、接客スタッフとして働くことになったゆっぺさん。社長の横暴で身勝手な言動が度重なり、ついに辞めることを告げました。すると涙を流して同情を引こうとする社長。ゆっぺさんが「もう社長に合わせることもしたくありません」と言うと、社長は……。

辞めると告げる前日、制服をクリーニングに出し、パソコンを初期化し、そして「あるもの」を用意したゆっぺさん。翌日、社長に辞めることを伝え、「夕方、最後のごあいさつに伺います」と言って帰ろうとすると、社長は「全部俺が悪いんだ……」と泣き始めました。

それを見たゆっぺさんは、「そうですね!社長の責任だと思いますっ!」とキッパリ。「社長の考えや価値観を否定するつもりはないですけど、合わせることもしたくありません! 辞めます」と改めて宣言しました。そう言われて社長は……。

見返りを求めてきた社長に渡したものは

こんにちはゆっぺです。

私が「合わせることもしたくありません! 辞めます」と告げると、今度は「俺が悪いってゆーのか!」と怒る社長。

「恩を仇(あだ)で返す気かっ!?」とキレ始めました。

この流れ、来るぞ〜来るぞ〜と思っていたら、予想通り「辞めるなら俺が今まで尽くしてきた分の金! 全部返せ!!」と怒鳴ったのです。

そこで、スッと封筒を出しました。社長のような「恩着せがましい」タイプは、絶対に見返りを求めてくるのがわかっていました。つまり、前日に用意した「あるもの」とは、お金です!

日ごろから社長の「してやった感」にはうんざりしていましたが、見返りを求めるような発言や態度をする人は、はなから好意で動いていないんですよね。

してもらった側が「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えるのは最低限のマナーですが、感謝は要求されてするものではありません。

恩着せがましい人は、「人のために内緒で良いことができない」のです。

逆に見返りを求めない人は、自分自身が良いと思って実行するので、損得勘定で動いたりしません。

「感謝は要求されてするものではない」というのは、本当にその通りですね。でも、いざ自分が上の立場になっておごると、人は無意識に見返りを求めてしまいがち。社長のようにならないよう気を付けたいものです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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