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先生から伝えられた、母親の残された時間|20代、親を看取る

  • 2023.5.4

母親の状態を診察したお医者さんから、今後の話をしたいと言われたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。覚悟を持って母親と接していたキクチさんは…。『20代、親を看取る』第14話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。

そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

お医者さんから、1週間もつかどうかと言われたキクチさん。毎日向き合っていることで、母親の状態は一番よくわかっていたので、最期に向かう日々の過ごし方についても冷静に考え始めます。

誰しも、家族が苦しむ姿は見たくないもの。穏やかな時間を過ごせているということが救いとなっているようです。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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