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遺伝子レベルで違う!? 「朝型」と「夜型」の生活パターン&診断テスト

  • 2015.12.6
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【女性からのご相談】

独身時代から続けているプログラミングの仕事を、結婚後も続けています。日中は週3でバイトをしています。プログラミングの仕事は、いつも夜遅く、夫が寝るころに始め、朝方までやっています。

先日、夫から、朝早く起きて仕事をした方が健康的だし、効率もいいはずだ。と、言われました。以前、朝を仕事時間にあてようと思ったこともあったのですが、頭が働かずに逆に効率が落ち、結局続きませんでした。私としては、このまま夜に仕事をしたいのですが、やはり朝型の生活にした方が良いのでしょうか?

●A. 朝型か夜型か、どちらの生活パターンが良いかは人によって違います。

ご相談ありがとうございます。カウンセラーの赤井理香です。

ご相談者さまの旦那様がおっしゃったように、昔はよく“早起きは三文の徳”と言われ、早起きをよしとして、遅くまで起きていることは、悪いことのように言われている時代もありました。でも、最近の研究では、必ずしもそうとは言い切れないことがわかっています。

今回は、朝型と夜型の違いと、見分け方についてお伝えします!

●朝型か夜型かは、遺伝子によって決まっています

科学誌『IFL Science!』によると、人には『時計遺伝子』という、時間を管理する遺伝子が存在し、いつその遺伝子が活発になるかは人によって異なるということが書かれています。

生まれついての体質や体形のように、“朝型”“夜型”も、生まれつき決まっているということが、最近の研究でわかりました。生まれつき“朝型”の人が夜遅くまで起きていても、体も頭も働きませんし、逆に、“夜型”の人が無理して朝早く起きても、体も頭も働かないのです。

大切なのは、自分が朝型なのか、夜型なのかを知って、それに合わせた生活パターンを考えることです。

●自分がどちらのタイプか把握しましょう

以下の4つの質問について、AとBののどちらがより当てはまるかをお答えください。

・集中できる時間はいつですか?

A.朝〜日中 B.夜〜朝方

・体が機敏になり、動きがスムーズになるのはいつごろですか?

A.朝〜日中 B.夜〜朝方

・朝の方が良いアイデアが浮かぶ

A.Yes B.No

・起業など、リスクのあることはしたくない

A.Yes B.No

いかがでしたか? Aが多い人は“朝型タイプ”、Bが多い人は“夜型タイプ”です。

シカゴ大学の研究で、夜型タイプの方がリスクを取る起業家タイプが多いそうです。また、ミラン大学の研究により、夜型タイプの想像力は夜に急上昇することがわかっています。

●良い・悪いではなく、タイプに合わせた生活を!

朝型と夜型での優劣はありません。あくまで、タイプが違うというだけです。

朝型であれば、朝に頭を使う仕事を持ってきて夜は単調な仕事を、夜型であれば、日中は単調な仕事にして夜頭を使う仕事をする。このように、ご自分のタイプに合わせた大まかな活動パターンを決めることで、効率や仕事の質が高まる時間の使い方ができます。

ご相談者さまも、堂々と、夜にお仕事頑張ってくださいね!

【参考リンク】

・Scientists Identify Genetic Difference Between Early Risers And Late Sleepers | IFLScience(英文)(http://www.iflscience.com/health-and-medicine/scientists-identify-genetic-difference-between-early-risers-and-late-sleepers)

●ライター/赤井理香(働くママ応援家)

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