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これって価値観の違い!?迷いなく「高級ウインナー」を買う夫に衝撃

  • 2023.5.3

私たち夫婦は、2人とも食べることが大好きです。お付き合いをしていたころから、2人でいろいろなお店を調べては食べ歩きをすることが楽しみでした。ファストフードから高級ホテルのディナーまで幅広いジャンルのお店を開拓し、「食の好みが合う人で良かった」とデートをするたびに思っていたほど。しかし……。

こだわる彼とこだわりのない私

義母はとても料理がじょうずな人で、その影響もあってか夫はとても舌が肥えています。加えて、夫は過去にフレンチレストランに勤務していたこともあり、自分で料理を作るときにも調味料や材料にこだわるタイプです。お付き合いをしていたころ、夫はひとり暮らしをしていたこともあり、冷蔵庫にある材料で手料理をふるまってくれることもありました。

一方の私は、料理を作ることには一切興味がなく、作るとしても野菜炒めなど簡単なものばかり。「安くておいしければ何でもいい」という考え方だった私は、料理のひとつひとつにこだわる夫の姿がとても衝撃的だったのです。

ウインナーにこだわる夫

私は結婚を機に専業主婦になったので、普段の料理担当に。休みの日は夫が手料理をふるまってくれることになりました。

私ひとりで買い物へ行く際は、あらかじめ立てていた予算内でおさめようと、値段重視で値段の安い食材を買うことが多々あります。しかし、夫が休みの日に一緒に買い物に行くと、夫は値段が高めな商品を迷うことなく手に取るのです。

例えば、わが家ではよく使うウインナー。

私には値段の高いウインナーとの味の違いがよくわからず、「安くておいしいからプライベートブランドで満足」と思っていました。しかし夫は「食感と味が全然違うよ」と高いウインナーしか買わないのです。

しばらくは「こだわるなぁ」と思いながらも、「料理好きな人だからしょうがないか」と受け流していました。しかし、夫と買い物に行くときには毎回予算がオーバーしてしまうように。家計のやりくりを任されている身としては、「どうにかしなければ」と思い、私は夫と買い物について話し合うことに決めました。

お互いの妥協点を決めよう

私は、少しでも安く買い物を済ませたい。

一方で夫はおいしい食材でおいしい料理を作りたい。

話し合いの中で、そういった価値観の違いが露わになりました。そこで、夫と買い物をするときには、「夫が妥協できる商品は最安値の物でも可」、「どうしても妥協したくない食材は、夫の好きなように選ぶ」、「私ひとりで買い物をするときには、これまで通り私の判断に任せる」

というような結論に至りました。

料理に対する情熱が違うので、こだわりがある人に合わせたほうがお互いに気持ちよく料理を食べられると考えたのです。

それからは、買い物にもメリハリがつき、お互いにストレスなく買い物ができるようになりました。

このときの話し合いの結果は今でも守られていて、食費もある程度予算内におさまるようになりました。夫も徐々に私に合わせてくれるようになり、今では「もっと安いのあるかな」と最安値を一緒に探すこともあります。

安いものでも、十分おいしく食べられる商品があることに夫も気づいたようです。材料や味付け次第で料理の味は変わってきますが、まずは作り手が気持ちよく調理できることが大切なのではないかと思った出来事でした。

著者/西山百々

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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