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おうちカフェに大活躍!アンティークテイストの木製プレートをDIY

  • 2023.5.3
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木のうつわのある暮らし

木のうつわってぬくもりがあっていいですよね。私も大好きで、いくつか暮らしに取り入れているのですが、お値段がネックになって数が増やせないという悩みが。

そこで今回はamazonや楽天で購入できるあるものを使って、木のうつわのDIYに挑戦してみました!

使うのはトールペイントの素材

木のうつわはニトリや100均などでも購入できます。が、基本的にはシンプルなデザインのものが主流。アンティークっぽい雰囲気のものや、作家さんの作品のようなデザインのものを見つけるのってけっこう難しい・・・

なんて思っていたら、amazonで素敵なアイテムを見つけちゃいました♪それはトールペイントのベースとなる木の板!トールペイントとは、様々な素材にアクリル絵具や油絵具を使ってペイントするアートのこと。

そのトールペイントに使われる木のベースがこったデザインのものが多く、お値段も比較的お手頃のものが多いことを発見♪これは試してみる価値がありそう。ということで、早速amazonで購入をしてみたのがこちらです。

使うのはトールペイントの素材
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)使うのはトールペイントの素材

PH PandaHall プラーク 飾り木彫板 サイズは22x15cm 1350円(2023年4月現在)

クラシカルなデザインに一目惚れ♪

アシーナ ラウンドプラーク
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)アシーナ ラウンドプラーク

もうひとつはアシーナ ラウンドプラークという商品の丸い板。

シンプルですがモールディング加工されているのでさりげなくアンティークな雰囲気です。

こちらはSサイズ(サイズ:縦13×横13×厚1.2cm 572円)とMサイズ(サイズ:縦21×横21×厚1.2cm 1,232円)の2種類購入。

厚みがあまりないのでお皿やコンポートに使うのがよさそうです。

必要な道具

さてこの土台をうつわに変えるのに必要なものは以下の通りです。

紙やすり(#80〜150・#240・#400) 食器用塗料

必要な道具
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)必要な道具

今回私が使ったのはアトムハウスペイントの油性カラーニス(天然油脂木部用ニス) ※チークとウォルナットをミックスして使用。

選んだ理由は、植物原料からできていて食品衛生法の基準に適合しているから。玩具や木製食器にも塗れる安全安心なニスであること以外にも油性の耐久性のよさも決め手になりました。

が、デメリットも。油性なので作業中の匂いがかなりきつめ!しっかり換気しながら、もしくは屋外での作業が必須になりますが気になる方は匂いが少ない水性ニスがおすすめです。

またニッペのWOODLOVEシリーズなど、食器に使える水性のオイルステインも販売されています。(オイルステインの場合は、保護力が弱かったり色移りのリスクがあるので水性ウレタンニスかワックスを重ねて使うのがオススメです)

刷毛やスポンジ ウエス・ビニール手袋

あると便利なもの

やすりホルダー

作り方

一言で言うと土台にニスを塗るだけなのですが、キレイに仕上げるのにいくつかポイントがあります。

丁寧にやすりをかける

まず大事なのがやすりがけ。断面などの粗い部分には粗めか中目のやすり(#80〜#150)を最初にかけます。

やすりですが、小さい数字ほど粗く、大きい数字になるほど細かいやすりになります。次に触って引っかかりがなくなるまで#240のやすりをかけます。

やすりがけを行う際のポイント
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)

やすりホルダーを使うのがオススメ

そのまま作業を行うより手が痛くなりにくく、広範囲のやすりがけも早くキレイに仕上がります◎

私はクロバーのやすりホルダーを愛用しています。

木目にそってやすりをかけると、木の毛羽立ちを防ぐことができます。 やすりがけが終わったら、ウエスなどでキレイに木の粉を落とすことが大切です。

木粉はニスと混ざってしまうと仕上がりに影響するため、塗装前に乾いた布でしっかり拭き取りましょう!

塗装する

すべすべとした手触りになったら、いよいよ塗装作業です!

ニスを塗る際のポイント

まずは一度色を試し塗りするのがオススメ

というのも実は私、勢いよく油性カラーニスのチークという色を塗ったのですが・・・

ニスを塗る際のポイント
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)ニスを塗る際のポイント

思ったより色が明るすぎた!

出典:https://folk-media.com/(外部リンク)

ということで、実は2度目のニスからチークにウォルナットという暗めのブラウンカラーを足して色を濃くしたという経緯が。これ、明るい色から暗い色だったのでリカバリーできましたが逆パターンならアウトでした・・・。

ということで、試し塗りはとっっても大事です!

ニスは少しづつ塗るのがポイント

ニスはサラサラしているので、のびがよく垂れてしまいがち。そのためカップの縁でしっかりしごいてから塗るのがポイント。もしも付けすぎてしまったときは、すぐにウエスで余分なニスを拭き上げます。

また私はハケを使いましたが、毛抜けや刷毛あとがつかないスポンジの使用が本来はオススメです。

同じ作業を繰り返す

1回目の塗装が終わったらしっかり乾燥させます。説明文によると、このニスの重ね塗りは24時間後が推奨されているよう。

やっぱり油性は時間がかかります・・・。早く仕上げたいけどここはぐっと我慢我慢。1日あけたら、再度やすりがけです。

出典:https://folk-media.com/(外部リンク)

このとき使うやすりは#400。木粉を丁寧に落としたら、2回目の塗装を行い、しっかり乾燥させます。

こちらのニスは少しツヤのある状態に仕上がるのですが、個人的にはツヤはない方が好みなので最後の仕上げにやすりがけを行ってさらっとした手触りにしました。自然なつやが好みの方は、ニスの重ね塗りのかわりに、ワックスを塗るという手もありますよ。

出典:https://folk-media.com/(外部リンク)

完成です!塗るだけなのですが、やすりがけと乾燥に思いの外、時間がかかりました。でも難しい作業はまったくありません。

そして磨けば磨くほど、どんどんプレートへの愛着が湧いてくる不思議。だから木のうつわって魅力があるんだなぁとあらためて実感できたDIYでした。

無心になりたいときや、ドラマを見ながらや音楽を聞きながら、のんびりゆったり作業してみてはいかがでしょうか?

使ってみよう

使ってみよう
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)使ってみよう

早速、出来上がったプレートをおやつに使ってみました。

一人分のおやつや飲み物をのせるのにちょうどいいサイズ。厚みがあるので、フルーツやパンなどをカットしてそのままテーブルに出したり、なんて使い方もできそうです。

アレンジ編

アレンジ編
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)アレンジ編

ラウンドプレートは、ボンドで脚をつけてコンポートにすることにしました。

脚は、木のキャンドルホルダーを使用(こちらは、楽天やメルカリ、sheinなどで購入が可能です)

上におもりをのせると接着力がアップ
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)上におもりをのせると接着力がアップ

上におもりをのせると接着力がアップします。

大丈夫な仕様
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)大丈夫な仕様

大きい方は三足にして重たいものをのせても大丈夫な仕様にしました。

ディスプレイにメリハリ
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)ディスプレイにメリハリ

ディスプレイにメリハリを出したいときには、高さを出せる台があるととっても便利。

グリーン台にしてもよさそうです。

小さなテーブル
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)小さなテーブル

小さなテーブルがわりにも使えます。

1本脚のコンポート
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)1本脚のコンポート

小さい方は1本脚のコンポートに。

キャンドルスタンド
出典:https://folk-media.com/(外部リンク)キャンドルスタンド

お菓子をのせる以外にも、キャンドルスタンドに使ってみたり。

出典:https://folk-media.com/(外部リンク)

2つ組み合わせて、見せる収納やディスプレイにも大活躍。

お客さまが来たときには、小菓子をのせてアフタヌーンティーなんていうのも素敵ですね!

アレンジ自在で、いろんな使い方が楽しめそうです。

木製雑貨を暮らしに取り入れよう

やすりがけが少し面倒な印象があるかもしれませんが、丁寧に木をすべすべにしていく作業は無心になれて、なかなかいい時間だなぁと思いました。

作る工程も含めて、木のうつわのある暮らしを、ぜひ楽しんでみてください。

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