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【おふろカフェ】山形で話題の「おふろcafé yusa」でのんびりな1日

  • 2023.5.3

山形県山形市の温泉旅館「悠湯の郷 ゆさ」内に2022年12月にオープンした「おふろcafé yusa」。温泉やサウナで温まったり、山形の食材を使った食事やスイーツを味わったり、お気に入りの本をめくったりと、一日中のんびり過ごせる話題のスポットです。実際に体験したライターが、その魅力をレポートします。

到着! まずは受付へ

「おふろcafé yusa」が入る温泉旅館「悠湯の郷 ゆさ」
「おふろcafé yusa」が入る温泉旅館「悠湯の郷 ゆさ」

「おふろcafé yusa」は、山形市南部に位置する黒沢温泉の旅館「悠湯の郷 ゆさ」の一部を改装する形で2022年12月16日にオープンしました。

白い暖簾をくぐって館内に入り、靴を脱いでまずは受け付け。フロントは旅館と共通です。プランはフリータイムコース1408円と120分コース770円(ともに入湯税別)の2つがありますが、サウナガーデンが利用でき、レンタル館内着も付くフリータイムコースがオススメ。

受付で館内の説明を聞き、館内着とタオル(レンタル220円)とリストバンドを受け取ります。利用料とカフェレストランの飲食代はすべてこのリストバンドで管理し、退館時に精算します。

受付スタッフの(左から)庄司さんと佐藤さん。佐藤さんはサウナガーデンで熱波師(後述)としても活躍する
受付スタッフの庄子さん(左)と佐藤さん(右)。佐藤さんはサウナガーデンで熱波師(後述)としても活躍する
館内着はグリーン、ブルー、ピンクがあり、サイズも選べる
館内着はグリーン、ブルー、ピンクがあり、サイズも選べる
2階まで吹き抜けになったスペースにそびえ立つ棚
2階まで吹き抜けになったスペースにそびえ立つ棚

受付の周辺は2階までの吹き抜けになっていて、正方形を積み上げたような本棚がそびえ立っています。この棚で囲まれたエリアが「おふろcafé yusa」の目玉の一つ、ブックラウンジですが、まずはお風呂とサウナを楽しむことにしました。

2階の更衣室で館内着に着替え、ロッカーに服と荷物を収めたら、のんびりタイムの始まりです。

旅館の大浴場と新設のサウナガーデンを満喫!

「サウナガーデン」のサウナ室に設置されたサウナストーブ
サウナガーデンのサウナ室に設置されたサウナストーブ

「おふろcafé yusa」が館内にオープンした今も、「悠湯の郷 ゆさ」は人気の温泉旅館。そして「悠湯の郷 ゆさ」自慢のお風呂をコース料金のみで利用できてしまうのが「おふろcafé yusa」の魅力でもあります。

さっそく5階の大浴場へ。大きな浴槽になみなみと満たされた湯にとっぷり浸かりながら、大きな窓の向こうに広がる蔵王連峰の雄大な景色をしばらく眺めます。極楽極楽。

ガラス張りで開放感のある大浴場(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)
ガラス張りで開放感のある大浴場(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)
大浴場の隣の半露天風呂からも蔵王の景色を眺められる(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)
大浴場の隣の半露天風呂からも蔵王の景色を眺められる(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)

「おふろcafé yusa」のオープンに合わせて新設されたのが1階のサウナガーデンです。定員30名の広いサウナ室は男女兼用となっていて、館内着や水着、Tシャツなどを着用して入ります。

サウナ室内は自然光が入り、木の香りが漂う、心地よい空間。温度計は約90℃を示していました。サウナストーブのサウナストーンには自動で水がかかって室内の湿度を保っていますが、利用者が自分で水をかけてさらに湿度を上げることもできます。

さらに毎日15時30分(土・日曜、祝日は19時にも実施)には「熱波師」とよばれるスタッフが高温の蒸気をうちわであおぐパフォーマンスがあり、体感温度も気分もさらに上がります。

サウナ室のすぐ隣のエリアにはジャクジー付きの水風呂と外気浴用の椅子が設置されているので、サウナ室と行き来しながら各々のスタイルで楽しむことができます。

自然光が入り明るいサウナ室(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)
自然光が入り明るいサウナ室(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)

サウナをゆっくり楽しんだあとはサウナラウンジへ。フルーツやハーブなどが入った無料のデトックスウォーターでしっかり水分を補給しながら、楽な姿勢でひと息つきましょう。

サウナラウンジにはサウナ関連の雑誌や書籍も置かれている
サウナラウンジにはサウナ関連の雑誌や書籍も置かれている
デトックスウォーターの味は季節によって変わる
デトックスウォーターの味は季節によって変わる

好きな本を手に、ひたすらのんびり

2階の「暖炉ラウンジ」。棚には漫画がズラリと並ぶ
2階の暖炉ラウンジ。棚には漫画がズラリと並ぶ

サウナでリフレッシュしたあとは、いよいよブックラウンジへ。フルーツをイメージしたカラフルなクッションやテーブルが置かれたスペースで、寄りかかったり寝そべったりしながら雑誌や本をめくります。

思い思いのスタイルで時間を過ごせる
思い思いのスタイルで時間を過ごせる
読書や勉強に集中したい人にはブックラウンジ内にあるワークスペースがおすすめ
読書や勉強に集中したい人には「ブックラウンジ」内にあるワークスペースがオススメ
中2階にある読書スペースは落ち着いた雰囲気
中2階にある読書スペースは落ち着いた雰囲気

2階の暖炉ラウンジでも、利用者は無料のコーヒーやデトックスウォーターを飲みながら思い思いのスタイルで過ごしています。椅子・テーブルのほか、フルーツをイメージしたカラフルなフルーツソファ、1人でこもれるヒトシェルフ、親子で過ごせるキッズスペースなど、利用人数や気分に合わせて居場所を選ぶことができます。

同じ空間に複数の利用者がいてもお互いの目線の高さが合いにくいように設計されているそうで、どこに座ってもプライベート感覚で過ごすことができました。

「フルーツソファ」(手前)や「ヒトシェルフ」(奥)はすっぽりはまって居心地抜群!
フルーツソファ(手前)やヒトシェルフ(奥)はすっぽりはまって居心地抜群!
絵本がたくさん並んでいる「キッズスペース」
絵本がたくさん並んでいるキッズスペース

1階、中2階、2階にジャンル分けして並べられた書籍や雑誌、コミックスは全部で約8000冊。またフロントで借りられるボードゲームなどのゲーム類は家族や仲間との団らんにうってつけ。

ゲームも借りられる
ゲームも無料で借りられる

カフェレストランで山形の味覚を堪能!

カフェレストランの営業は11時30分から。14時30分〜18時はパフェのみ注文可能。フードは20時、ドリンクは20時30分がラストオーダー
カフェレストランの営業は11時30分から。14時30分〜18時はパフェのみ注文可能。フードは20時、ドリンクは20時30分がラストオーダー

山形の食材を使った料理やスイーツを味わえると聞き、1階のカフェレストランにも行ってみました。テーブルに置かれたタブレットにリストバンドをかざして注文します。

注文したのは「旬のフルーツを贅沢に使ったパフェ」。この時期は、旬のイチゴがたくさんトッピングされていました。

ほかにも、山形のブランド肉「さくらんぼ鶏」や「米の娘豚」など地元食材を楽しめるメニューがたくさん。何度も通ってあれこれ食べてみたくなります。

「旬のフルーツを贅沢に使ったパフェ」1580円のフルーツは山形県産を中心に季節で変わる
「旬のフルーツを贅沢に使ったパフェ」1580円のフルーツは山形県産を中心に季節で変わる
「米の娘豚グリルアチェートバルサミコ」1580円(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)
「米の娘豚グリルアチェートバルサミコ」1580円(写真提供・悠湯の郷 ゆさ)

カフェレストランとは別に、フロントの近くにアイスクリーム専門店「MOGY」があります。アイスのラインナップは山形県産の牛乳やリンゴを使ったものなど8種類。シングル430円、ダブル540円。さらにストロベリーやキウイなどのフルーツソース80円をトッピングすると、味の変化を楽しめます。

「MOGY」の営業時間は11時30分〜18時30分で13〜14時は休み。水曜は定休なので注意
「MOGY」の営業時間は11時30分〜18時30分で13〜14時は休み。水曜は定休なので注意

温泉に浸かって、サウナでスッキリして、おいしいものを食べて、好きな本を読んだり寝そべったり…「おふろcafé yusa」でそんな贅沢な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■おふろcafé yusa(おふろかふぇ ゆさ)
住所:山形県山形市黒沢319-2
TEL:0570-00-5511(予約不可)
営業時間:10時30分~22時(最終入館は21時)
定休日:無休
料金:フリータイムコース1408円、120分コース770円
アクセス:JR蔵王駅から車で5分


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