BTS・SUGA、米人気番組でカリスマ性から“バラエティ力”まで披露「公演する日だけを待っている」

BTS（防弾少年団）のSUGAがアメリカNBCの人気番組に出演し、多様な魅力を誇った。

SUGAは5月1日（現地時間）、アメリカの人気トークショー『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』（ザ・トゥナイト・ショー）に単独ゲストとして出演した。

2021年7月にBTSとして出演して以来、約1年9カ月ぶりに番組進行者であるジミー・ファロンと再会したSUGAは、活動名「Agust D」として発売したソロアルバム『D-DAY』のタイトル曲『Haegeum』のパフォーマンスを放送で初めて公開した。

華麗なステージでカリスマ性発揮

ライブバンドと呼吸を合わせたSUGAは、流麗なラップとステージを掌握する力で、見る人々の感嘆を誘った。SUGAはこのステージで、Agust Dの感性が込められた『Haegeum』を熱唱し、カリスマ性あふれる一面を見事に表わした。

特に舞台セットにはグラフィック映像が流れる大型LEDが設置され、パフォーマンスの雄大さが最大化された。LED画面は、ヘグム（民族楽器）の響きを視覚化した抽象的な線の形から山水画の形に徐々に変わり、曲後半にはヘグムのサウンドが順に点灯して消えるレーザーで表現された。

またSUGAはジミー・ファロンとのインタビューで、愉快な話術も披露。SUGAとジミー・ファロンは『D-DAY』をはじめ、アルバム作業の日々を盛り込んだドキュメンタリー『SUGA:Road to D-DAY』について、4月26日に幕を上げたワールドツアー「SUGA|Agust D TOUR」に至るまで、多様なテーマで対話を交わした。

SUGAはワールドツアー開催の感想として、「観客に会えて楽しくて、公演する日だけを待っている」と答えた。

さらにSUGAはスペシャルコーナーを通じてバラエティ力まで発揮し、全世界のファンに笑いを抱かせた。SUGAとジミー・ファロンがそれぞれ異なる2つのものを味わい、観客は2人の反応を見ながら2人のうち、どちらが食べたのかを推測するコントで、計3ラウンドで進行された。

SUGAは観客から簡単に当てられないように表情で演技をしながら、ジミー・ファロンと張り詰めた対決を繰り広げて笑いを誘った。

なおSUGAは4月26～27日のニューヨーク・ベルモントパーク、4月29日のニュージャージー・ニューアークでの公演を成功裏に終えた。来る5月3日と5～6日にローズモント、5月10～11日と14日にロサンゼルス、5月16～17日にオークランドと、アメリカツアーを継続する。

◇SUGA プロフィール

1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント（現HYBE）が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。