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GINZAがお邪魔します!オフィスのオアシス探検隊【LIVERARY】

  • 2023.5.2
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魅力的なクリエイターが働く場所には、彼らの発想の源となる“遊び心”があるはず。3組の私的な仕事場へ、いざ潜入!

LIVERARY
何を見ても誰かを思い出す


大量の雑誌にフライヤー、謎の木材、鉄の棒、ぬいぐるみ…雑多なモノであふれ返るこの部屋は、愛知県名古屋市のWebマガジン『LIVERARY』編集部の倉庫兼オフィス。発起人の1人、編集者の武部敬俊さん(右写真・右)が仕事に勤しむ空間には、自身と媒体のこれまでの“記憶”が凝縮されている。

「Webメディアではありますが、立ち上げ以降リアルイベントを企画することが多くて。そういう場で出会った人からのもらい物や一緒に作ったグッズが大量にあります」と話す武部さん。室内に設置された大きな雑誌棚は中部、近畿地方のローカルなコンビニ「タックメイト」の店主から譲り受けたもので、スピーカー、本棚として使っているワイン箱、この日友人の藤原草太朗さん(「spazio rita」店長/右写真・左)と息抜きで遊んだ“即興卓球セット”も、さまざまな人たちとの交流を経て自然と集まってきたという。

「どこを見ても『あのときの』と思い出が蘇る。記事はネット上にアーカイヴされるけど、ここには記憶の残骸がリアルに集積されていくので気に入っています」

国内外の雑誌、文庫本、人形、鳥かご、オブジェなどが並べられたワイン箱。

雑誌棚の横には親交の深い大橋裕之さんが描いたイラストが。

奇妙なぬいぐるみ三銃士。

パロサントを炊きながらレコードを聴く時間が武部さんにとってのオアシス。

LIVERARYと武部さんが携わった過去の制作物がどっさり。

オフィス1階にあるギャラリースペース。

2022年7月号掲載

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