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「頑張るよ…」夫に丸1日、子どものお世話を任せてみた結果…まさかの結末に

  • 2023.5.1

結婚前、甥っ子や姪っ子と楽しそうに遊ぶ夫の姿を見て、夫は子どもと接することに慣れていると勝手に思い込んでいた私。しかし、いざ結婚して子どもが生まれると、夫はまったく育児に関わろうとしないのです。そんな夫も少しずつ育児ができるようになり、丸1日子守を任せてみると……!?

パパになった自覚のない夫

結婚する前、甥っ子や姪っ子と仲よく楽しそうに遊ぶ姿を見て、夫は幼い子と接することに慣れているのだと私は勝手に思い込んでいました。

加えて、結婚前に私の妊娠がわかったのですが、生まれてくる赤ちゃんの名前も「俺が名づけたい!」と夫のほうから言ってきたので、もともと子どもが好きで、子どもが生まれたら育児にも積極的に取り組んでくれるだろうと、余計に感じてしまったのです。

しかし、いざ子どもが生まれてみると、夫は独身気分のままなのか週末にはひとりで出かけてしまい、子どものお世話をする姿勢は一切見られません。私から「もう少し育児を手伝って」とお願いしても、どこか遠慮している様子があります。

夫婦での言い争いが増え…

夫がまったく育児を手伝ってくれないことに不満を抱いた私は、「自分の趣味を楽しむのはいいけれど、もっと子どもと接する時間を作ってほしい。私だって初めての育児だし、1人で全部こなすのは無理」と訴えましたが、夫は「俺は自由な時間がないとダメなんだ」だの「子どもにはママが一番だから俺はいらないだろ」と逃げてばかり。

その後、私たち夫婦は育児に関して言い争うことが多くなりました。

ようやく夫が育児に参加するように。でも…

何度もケンカになっては「もっと育児に積極的になってほしい」と夫にお願いしてきた私。

その後、第2子が生まれたことをきっかけに、子ども2人を一生懸命お世話する私の姿を見て、夫はようやく「自分も協力しなければならない」と思ってくれたようです。なぜかおむつ交換だけは嫌がるものの、夫は少しずつ子どもの身の回りのお世話ができるようになりました。まだ子どもへの態度にぎこちないところもありますが、休日にも外出せず子どもと遊んでくれることも増えました。

そのころ、同い年くらいの子どもをもつ私のママ友たちは、自分の夫に安心して子守を任せられる、といった様子でした。

それに比べて私の夫は、夫なりに頑張ってお世話をしてくれてはいるものの、まだ安心して任せられるほどではありません。夫に子どもを任せて私がひとりで出かけようとすると、夫は1人きりだとまだ不安なのか、私の実家に子どもを預けたがるのです。

夫に子どもたちとの留守番を任せてみたら…

そんなある日、ママ友たちと「この日は子どものお世話は夫に任せて、ママであることを忘れて丸1日過ごそう」という計画が持ち上がりました。しかし、私は「果たして夫に子どもを丸1日任せられるのか」と、いささか不安で仕方ありません。

そこで、「夫が無理と言ったら実家に頼んでみよう」と考え、子どもたちの子守をお願いできないか夫に相談してみたところ……なんと、夫はあっさりとOKを出したのです。「不安はあるけれど頑張ってみるよ」と、不安ながらも意気込んでいる様子でした。

そして、いざ夫の“初めてのお留守番”当日。夫と子どものことは心配でしたが、せっかくだったので夫を信じてママ友と丸1日楽しみました。夫から特に連絡もなかったため、きっとテレビを見たりお昼寝をさせたりして、家でゆっくりと無難に過ごしているのだろうと思っていました。

しかし、あとで夫から話を聞いたところ、その日はなんと子どもたちと朝から公園に出かけ、ファストフード店でランチをしてから帰宅。そのあとは昼寝もしっかりさせて、子どもたちの入浴まで済ませたと言うのです。子どもたちも「ママがいないのはさみしかったけど、楽しかった!」と話してくれ、夫が予想以上にちゃんとお世話をしてくれていて、とてもびっくりしました。

あまり期待していませんでしたが、夫の子守は私の予想を遥かに超えて上出来だと思える内容でした。夫の子守に関して友人たちに「期待していない」と話していた自分が、情けなく思えたほどです。これからは他人の夫と比較することなく、夫のことをもっと大事にして、お互いに協力しながら育児を頑張っていきたいと思います。

著者/まさの
イラスト/もふたむ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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