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「子どもを望む気持ちを捨てないと」何が夫のためかわからない|不妊治療中にがん告知されました

  • 2023.4.30

この物語は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談。主人公・シカさんは不妊治療中でしたが、夫ががんになってしまい状況が一変します。夫の命が何より大事だと思いながらも、子どもを望む気持ちを捨てられないシカさんが自分なりの答えを見つけるお話です。友人の妊娠と今の自分の状況を比べ、思わず涙をこぼしてしまったシカさんは...。『不妊治療中にがん告知されました』11話をごらんください。

今まで誰にも話すことのできなかった本当の気持ちを、友人に聞いてもらうことができました。自分が子どもを望む気持ちを捨てなければ、夫のガンが治らないのではと不安を感じているシカさん。

子どもがほしいと思うことにさえも罪悪感を抱いてしまうのですね。

夫婦で導き出した幸せのかたち

このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。

「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。

様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。

著者:chochiro629

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