思ってなくても褒めときます…女性約200人調査「思わずついてしまうウソ」

「嘘をつく」と聞くとなんだか罪悪感を感じてしまいそうですが、大人になると時には必要な嘘もあるもの。一体、アラサー世代の女性はどんな時に嘘をついているのでしょうか。今回は、20～30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「日常ついてしまう嘘」についてご紹介します！

女性約200人に聞いた「日頃からついている嘘」

大人の複雑な人間関係を円滑にするには、時には嘘をつかないといけない状況もあったりするもの。また実際に、世渡り上手の人は「嘘つき上手」だったりするんですよね。さて今回は、20～30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた「日頃からついてしまう嘘」をご紹介します！

思っていなくても相手を褒める

「会社の評価面談前にあった部署のミーティングで、年下の女の子が部長を『最高の上司です！』っと褒めちぎっており、これは乗っかっておかないとまずい流れだと思い、私も『ほんと、良い上司でよかったです』と思ってもいないことを言って、自己嫌悪に陥った」（36歳・会社員）

「相手に対して正直全く興味がない人でも、とにかく褒めるようにしている。『かっこいい！』『すごい！』など…。褒めると自分に好意を持ってもらえるし、またそのほうがいろいろとうまく回るため」（34歳・会社員）

お世辞とはいえ自分を褒めてくれる相手へは、確かに好感を持ちやすいのが人間という生き物なのかもしれません。あまりに嘘くさい褒め方は逆効果ですが、程よい「お世辞」という名の嘘は、好感度を上げる効果も期待できるのかもしれませんね。ただ、罪悪感を抱きながらつく嘘は、それはそれで辛いですよね…。

行きたくない飲み会は仕事を理由に断る

「どうしても行きたくない飲み会があったので『クライアントと会食で』と嘘をつきました」（31歳・会社員）

「結婚式の二次会に呼ばれたのですが、そんなにもともと仲も良くない相手だったので、申し訳ないですが仕事を理由に断ってしまったことがあります」（35歳・会社員）

仕事を理由に断ると、相手からも無理にプッシュされないし、また「仕方ないこと」と流してもらえたりするのかもしれません。もともと行く気もないのに行くと伝えておきながら、急な仮病でドタキャンするよりは相手を思いやっている良い対応だったりするのかも？ ただ、仕事つながりの知り合いだと嘘がバレてしまうこともあるので、注意は必要ですよね。

月経の日は彼に嘘の予定を伝える

「付き合いたてや付き合う前の彼とのデートの日程を決めるとき、向こうの希望日が月経と丸かぶりだったので、『予定があって～』など別の理由で日程調整してました」（34歳・会社員）

交際期間が長い彼であれば月経の日も伝えられるかもしれませんが、付き合う前や付き合ったばかりの関係性だと、なかなか恥ずかしくて伝えられませんよね。「付き合ったばかりの大事なタイミングで、万が一良いムードになった時に月経でエッチできないとちょっと気まずい…」という女心が現れたシチュエーションでの「嘘」ですよね。

相手を思いやっての嘘も多い？

「嘘」と聞くと後ろめたくて良くないことのように聞こえますが、「嘘も方便」ということわざがあるように、お世辞など相手を喜ばせる嘘や、お互いの関係性をよくするための嘘であれば、少しくらいは許されるはず。また、相手を不快にせずにお誘いを断る時にも、実は嘘はかなり活用されているのかもしれませんね。

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文・オリ子