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「立っているだけだろw?」女性警備員である私を笑う厄介上司。ある日不審者が侵入してきて!?

  • 2023.4.30

女性警備員という仕事にやりがいを感じているパニ子。自分の仕事を精一杯頑張ろうと思っているものの、上司の矢釜士(やかまし)に嫌味を言われる日々……。そんなある日、警備をしているビルに不審者が侵入して来ました。スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「女性警備員を見下す先輩ベテラン警備員。バカにされた女子警備員が本気を出した結果!?」を紹介します。

女性警備員を嫌う上司

パニ子の仕事は「また今日も女警備員と同じ勤務かよ……」という矢釜士の嫌味から始まります。もう30年以上も警備員として働いている矢釜士は、とにかく女性警備員が気に入らないようでした。

会社から信頼されている矢釜士は、上層部に掛け合ってパニ子をクビにしようとしたこともありました。しかし上層部からは半年間様子を見てくれと言われ、渋々パニ子と働いているようでした。

そんなあるとき、1週間連続で矢釜士と同じシフトになってしまったパニ子。先が思いやられる気持ちで職場へと向かいました。

矢釜士はパニ子に対し「それで警備のつもりかw?」と笑ったかと思ったら「ボケ〜っと突っ立ってるだけじゃなくて、ちゃんと周囲を見渡しとけよ! そして、俺の足を引っ張るなよ!」と厳しい言葉をかけてきました。

しかしこのときのパニ子は巡回を終え、しっかりと警備員としての勤めを果たしていました。

他の警備員と同じように業務をしているのにどうして!? とパニ子は不満を抱いていました。

不審者が侵入!?

矢釜士と勤務していたある日、警備していたビルの10階でトラブルが発生! どうやら、凶器を持った不審者が侵入したとのことでした。

マニュアルでは「トラブル発生時は2人で対応する」と決められていたため、パニ子は矢釜士とともに現場へ向かおうとします。

しかし、矢釜士は「女のお前なんかが現場に来たところで、何の役にも立たないんだよ! お前は、マネキンみたいに一生突っ立ってろw!!」と言い、ひとりで現場へ直行。

パニ子はマニュアルに従うか悩みましたが、あんなことを言われては同行する気にもなりません。ですが矢釜士に何かあったときは対応できるよう、すぐに動ける準備は整えていました。

矢釜士はベテラン警備員だから大丈夫だろうと思っていたところ、無線で連絡が!

その内容は「あ、相手が想像したよりデカくてな……ちょ、ちょっと俺ひとりじゃ、どうにもならなそうで……」とパニ子に助けを求めるものでした。

得意技は背負い投げ!

矢釜士の要請を受け、現場へと向かったパニ子。到着するなり矢釜士から「何やってたんだ! もたもたしやがって! これだから女は!」と言われてしまいます。

そんな矢釜士の態度に腹を立てたパニ子でしたが、緊急事態の今、無駄口をたたいている暇はありません。パニ子は不審者を撃退すべく、闘おうとしました。

不審者は180cmを超える大柄な男性でしたが……なんとパニ子は一瞬で男性を背負い投げで倒したのです!!

実はパニ子は柔道をやっており、チャンピオンになった経験もあるのです。そのため、大柄な男性でも確保することができました。現場にいた人たちにけがはなく、男性は矢釜士が連れてきた警察に連行されました。

矢釜士はというと、あろうことかパニ子が来てからすぐに現場から逃げていたのです! 警察を呼ぶためと言いながらも現場にいた人たちを避難させず、自分だけ逃げていたのだそう。

その後、矢釜士が作成した報告書では、矢釜士が単身で不審者対応をしようとしたことや、ひとりだけ現場から逃げた事実は書かれていませんでした。しかし、後の調査で虚偽の報告をしたことがバレてしまい……。

人や物を守るべき警備員が、自分の保身のためだけに逃げるということが問題視され、矢釜士は解雇されてしまいました。

一方、パニ子はこの功績を買われて警備会社で正社員として働くことになったのだそうです。

女性だからという理由で同じ警備員であるパニ子を見下していた矢釜士。しかし、パニ子は実力もあり、十分警備員として働ける人材でした。見た目や性別だけで人を判断してはいけませんね。

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著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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