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【2023京都新緑】南禅寺・水路閣奥にある知る人ぞ知る青もみじ名所「最勝院高徳庵」

  • 2023.4.28

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都屈指の観光スポットである、左京区南禅寺。その水路閣脇にある知る人ぞ知る塔頭。4月23日時点の様子。

南禅寺水路閣奥にある穴場寺院の青もみじ

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左京区にある臨済宗大本山南禅寺。この日は朝活観光でやってきました。すでに三門は新緑、青もみじシーズンに移行中。

正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。

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その境内の中でも人気の場所である『水路閣』。琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの建物と歴史ある木造建築が混在し、他のお寺にはない不思議な景観をつくる場所でもあり。水路閣周辺にはシャクナゲの木が集中していますが、この時すでに終盤で花は散り始めていました。

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そんな水路閣をくぐり、それに沿って山手に歩いていくと、ひっそりとした空間にお寺が見えてきます。南禅寺三門や水路閣周辺なら、朝でもわりと撮影目的に散策する方多数だったりしますが、ここまで来るとほとんど人はいません。

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こちらは南禅寺塔頭『最勝院高徳庵』。

創建、変遷の詳細は定かではありませんが、鎌倉時代、天台密教の駒道智大僧正がこの地に隠棲したことが始まり。このあたり一帯は「神仙佳境」と呼ばれ、駒道智大僧正の霊地として知られていました。

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いつも朝の早い時間帯からお寺の方が参道を掃き清められていて、凛とした雰囲気が漂うお寺。参道脇にはすでに青もみじがその存在感を現わしています。

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境内ではシャクナゲが見頃で、大輪の薄ピンク色の花を咲かせていました。その脇には見ていて美味しそうにも思える新緑の青もみじ。

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境内のすぐ脇には最勝院奥之院、さらに京都一周東山トレイルのコースにもつながる山道になっていて、本格登山道のような野趣あふれる背景。京都市内ですが、すぐに山中にトリップ出来るような場所。

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こじんまりとした境内ですが、石造りの鄙びた雰囲気から、わびさび感もあったり。

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本堂には駒道智大僧正が祀られ、福徳円満大黒天と払災殖福不動尊も安置。

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本堂へ向かう参道には百日紅(さるすべり)の木の股に松の種が落ちて成長した『縁結びの松』があります。頭上横這いになった松の木の見事な立体美。百日紅は約300年、松は約100年の樹齢を誇り、縁起物とも言えます。

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もともと静かで穴場的佇まいのお寺ですが、朝は特に新鮮な山の空気も相まって心身が浄化されるような、そんな雰囲気も漂っています。南禅寺参拝の際には、こちらにも足を延ばしてみたいですね。

詳細情報

名称:最勝院高徳庵
場所:京都市左京区南禅寺福地町86−2
電話番号:075-771-1891

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