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社長のうそだと思いつつもクレームの真偽を確かめるため、あえて下手に出て

  • 2023.4.27

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんの、ヤバイ職場を辞めるまでの体験をマンガ化! 昔の職場の上司・Pさんからパートで働かないかと誘われ、接客スタッフとして働くことになったゆっぺさん。社長の横暴で身勝手な言動がたび重なり、最後にひと言を伝えて辞めようと決心しました。仲の良い客がゆっぺさんの対応を怒っていたと社長に言われ、ショックを受けて帰宅したものの「絶対うそだ!」と思ったゆっぺさん。ある作戦に出ることに……。

人のせいにばかりしている社長にあきれてゆっぺさんが帰ろうとすると、社長が「マツダさんのことだけど」と言いだしました。マツダさんはゆっぺさんが仲良くしているお客さん。「昨日、『ゆっぺさんに嫌な顔されてとても気分が悪かった』と文句言ってきた」と言うのです。

「俺が代わりに謝ってあげたんだぞ」とドヤ顔をする社長に、うそだと思いながらもショックを受け、戦意を喪失して帰宅したゆっぺさん。「明日の朝もう一度お時間いただけますか」と社長にメールをし、そして……。

クレームの真偽を確かめるため、ある作戦に出る

こんにちはゆっぺです。

帰宅して落ち着いて考えたら、社長の言葉は絶対うそだと思いました。

するとふつふつと怒りが込み上げてきて、社長に「明日の朝もう一度お時間いただけますか」とメールしました。

その後、お店の制服をクリーニングに出し、明日社長に返せるように手配。

お店で使用していたパソコンも初期化し、明日言われるであろうセリフを予想して、私はあるモノを用意しました。

以前母から「社長が言うこと、まずは認めてみたらどう?」と言われたことがありました。

母の言うことも一理あります。

もしかしたら本当にマツダさんに不快な思いをさせていたのかもしれません。

そう、だから翌朝、マツダさんに謝ることにしたのです。

翌朝出勤し、社長に「マツダさんの件を詳しくお聞きしたいのですが」と声をかけると、予想通り「まだ何か不満なのか」と怒りだした社長。

「マツダさんに直接謝罪したいと思います!」と伝え、「詳しく教えていただけますか?」とお願いしました。

あくまで私が悪い体にして、社長から聞き出してみようと思ったのです。

絶対にやっていない自信はありましたけどね!

社長は、普通に聞いただけでは本当のことはなかなか言わないうそが多い人。だからこそ、こうした工夫をする必要があるのですね。それにしても面倒くさい社長です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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