1. トップ
  2. チェコを旅行した日本人男性→街の修道院に広がる、あまりに“美しい絶景”とは?

チェコを旅行した日本人男性→街の修道院に広がる、あまりに“美しい絶景”とは?

  • 2023.6.10
undefined
筆者撮影

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

旅好きの筆者がこれまでに訪れた国や地域の中で、特にお気に入りの地域が東欧のチェコ・プラハです。“千年の都”と呼ばれるプラハは中世ヨーロッパのような美しい街並みが残り、比較的治安も安定していることから、観光で訪れるにもおすすめの地域なのです。

今回はそんなプラハの街にあるイチオシのスポット「ストラホフ修道院」の中にある絶景図書館についてご紹介したいと思います。

約900年の歴史を誇るチェコ・プラハのストラホフ修道院

ストラホフ修道院は、プラハの街並みが一望できる小高い丘の上にある修道院です。その歴史は古く、今からおよそ900年ほど前の12世紀頃に創設されたのだとか。

undefined
筆者撮影

プラハ屈指の人気観光地、プラハ城からは徒歩でアクセスできる場所にあり、道中の丘の上からはオレンジ色の屋根の建物が立ち並ぶ、美しいプラハの街並みを一望することもできますよ!

実はそんな由緒正しき修道院の中には、最も美しい図書室の1つともいわれるほど注目度の高い“絶景”図書室があるのです。

絶景図書室、その名も「哲学の間」と「神学の間」

ストラホフ修道院の中には、「哲学の間」と「神学の間」と呼ばれる2つの美しい図書室があります。図書室の見学には入場料が必要なのですが、写真を撮りたいという方はこの入場料に加えて、撮影許可を示すステッカーを購入するという少し変わった仕組みとなっています。

undefined
筆者撮影

ストラホフ修道院にある1つ目の図書室が「哲学の間」です。本棚にぎっしりと本が敷き詰められた哲学の間は、歴史書を中心に蔵書数およそ4万冊以上。その蔵書の量にも圧倒されますが、それ以上に印象的なのが天井に描かれた美しいフレスコ画です。

アンティーク調の装飾や本棚、そして天井に描かれたフレスコ画が創り出す空間は、およそ図書室とは思えない空気感で、まるで映画の世界に迷い込んだかのような美しさを味わうことができる絶景図書室なのです。

undefined
筆者撮影

そして、修道院内にあるもう1つの図書室が「神学の間」です。アンティーク調が印象的だった哲学の間と比べると、こちらは随分と印象の異なる雰囲気。天井の彫刻とフレスコ画がひときわ目をひく神学の間は、その名の通り、教会や聖堂を彷彿とさせる荘厳な空気感が漂っていましたよ!

日本とは一風変わった光景

ストラホフ修道院は、その美しすぎる図書室はさることながら、道中から見えるオレンジ基調に統一された西洋の街並みや、日本人にとっては馴染みの薄い修道院の空気感など、日本の国内旅行とはまた一味違った景色や体験を楽しむことができます。

海外旅行が解禁された昨今、ぜひその美しい図書室を一眼見るために、チェコ・プラハも旅先の候補地に加えてみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。
編集:TRILLニュース