「もうはいてる？」今の時期の“サンダル”事情とコーデのコツを《スタイリストに聞いてみた》

2023.5.26

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

暑くなってきたら欠かせなくなってくるのが、サンダル。いろんなデザインがありますが、なかでもポインテッドトゥのフラットサンダルはここ数年、人気がありますよね。このタイプってコーディネートにスッと馴染んでくれるので、バランスが取りやすく、使いやすいんです！

結構暑くなってきたけど、「サンダルってもうはいていいの？」なんてちょっと疑問思ってる方もいるはず。私の答えは◯！

今回は、今の時期から使えるサンダルコーデのコツを解説します。

ラフなスタイリングの締め役に

暑くなってくると、ラフなスタイリングで出かけたい日が多くなってくると思います。そんな時、足元にスタイリッシュさがあると、ラフになりすぎずにコーデが締まります。

つま先のデザインによって印象ってグンッと変わってくるんですが、このサンダルのようにつま先のデザインが少し尖っているポインテッドトゥなら簡単にスタイリッシュさをONできるので、ラフなコーデの時の締め役として活躍してくれますよ。

〈使用アイテム〉
・バックタックカットソー 13,200円（GALLARDAGALANTE）
・ジオメラインレースパンツ 17,600円（COLLAGE GALLARDAGALANTE）
・バケットバッグ（ミドル） 1,990円（ユニクロ）
その他、スタイリスト私物。

ダークカラーコーデは足元に抜け感を

ブラックやブラウンなどの落ち着きのあるカラーでスタイリングした時は、小物や足元で抜け感をプラスすると、まとまりよく決まります。今回合わせたような甲部分が見えるタイプのサンダルは、足元バランスを軽くしてくれ、抜け感に繋げてくれます。

サンダルははくだけで抜け感がプラスできることがほとんどなので、私は毎年重宝しています。

なんか重心が下がっている気がする…。そんな風に感じたら、こんなサンダルを合わせてみると解決しますよ！

〈使用アイテム〉
・ボリュームローンチュニック 17,600円（GALLARDAGALANTE）
・ストライプニットスカート 12,100円（COLLAGE GALLARDAGALANTE）
・Mosaic Bag 78,000円（Strathberry）
その他、スタイリスト私物。

ワイドシルエットのスタイルアップに

先ほどはカラーの分量でのバランスでしたが、こちらはシルエットでの分量。

ワイドなボトムスの時もやっぱり足元には軽さが欲しいもの。どうしても下半身にボリュームが出るシルエットなので、下に重心がいきがち。そういう時は小物の合わせ方で一気に印象を変えてしまいましょう。特に小柄な方がワイドシルエットのボトムスを取り入れる時は、足元はこんなサンダルを合わせてみるといいですよ。

〈使用アイテム〉
・スムース編みクルーネック半袖Ｔシャツ 990円（無印良品）
・タックデニム 30,800円（GALLARDAGALANTE）
・ミニドローストリングバッグ 990円（ユニクロ）
その他、スタイリスト私物。

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著者：高橋愛（Instagram / OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影：ヒゲ企画編集：TRILLニュース