「スニーカーに合わせるパンツ丈、何がベスト？」はくだけであか抜けるワザを《スタイリストが伝授！》

2023.5.30

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

近頃、大人世代の友人から「パンツスタイルの時のスニーカーをおしゃれにはきたい！」という相談をよく受けます。スニーカーってどんなスタイルにも合う優秀なアイテムですが、合わせ方によっては少し野暮ったくなったり、幼く見えてしまうことってありますよね。

そこで今回は相性のいいパンツとスニーカーの組み合わせのポイントを解説します！ちょっとしたコツだけで、バランスが変かも？なんて悩むことがなくなりますよ。

1.太めパンツ×ボリュームタイプ

ニューバランスのような全体的にボリュームがあるスニーカは、細身で着丈があるパンツだと裾がグシャっとしてしまい、なんだかスタイルが悪く見えてしまうこともありますよね。

そんな時は、靴を覆うくらいの丈感のワイドパンツと合わせてみてください。着丈がしっかりあるものを選ぶと、パンツとスニーカーがバランス良くまとまりますよ。

足元で外すコーディネートに

全体のコーデを組むとこんな感じです。太めのストレートパンツかワイドパンツが相性バツグンで、ササッと合わせるだけでもおしゃれにまとまるので、悩んだらやってみて欲しいです。

パンツにスニーカースタイルの時は、きれいめのジャケットやアクセサリーを加えて、カジュアルに振り切りすぎないこともおしゃれ見えのポイント。足元で外すくらいの感覚でスニーカーを取り入れてみると、こなれたスタイルが叶いますよ。

〈使用アイテム〉
・シアージャケット 16,500円（COLLAGE GALLARDAGALANTE）
・ロゴTシャツ 7,700円（GALLARDAGALANTE）
・柄ゴムスラックスパンツ 14,300円（COLLAGE GALLARDAGALANTE）
・U574 13,090円（New Balance）
その他、スタイリスト私物。

2.すっきりパンツ×ローカットスニーカー

こちらは先ほどのスニーカーとは違い、そんなにボリュームのないローカットのタイプ。甲の部分にボリュームがないタイプは、ナチュラルに足元に馴染んでくれるので、スニーカーが苦手な方にもはきやすくおすすめです。

「スニーカーが似合わなくなった気がする…」という方は、こういった軽めのスニーカーなら取り入れやすいことが多いですよ。

大人カジュアルにハマるすっきりさ！

ローカットのスニーカーにはアンクル丈×ストレートラインのパンツが相性バツグン。大人世代にぴったりの、スッキリ感のあるスニーカーコーデが楽しめます。

この時のポイントは、スニーカーの中にしっかりと隠れるスニーカーソックスをはくこと。カジュアルにまとめたい時は、靴下をチラ見せするとポイントになっておしゃれに決まりますが、きれいにまとめたい時の靴下見えはチグハグな足元になってしまうので、要注意です。

〈使用アイテム〉
・UVカットクルーネックカーディガン（長袖）1,990円（ユニクロ）
・【CEPIE.】パイルバックコクーンTシャツ 12,100円（GALLARDAGALANTE）
・NEWジャージスリムスリットテーパードパンツ 11,000円（COLLAGE GALLARDAGALANTE）
・ローカットスニーカー 6,490円（HAWKINS）
その他、スタイリスト私物。

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。価格変更や売り切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。

著者：高橋愛（Instagram/OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影：ヒゲ企画/雪か企画編集：TRILLニュース

TRILL ニュース

の記事をもっとみる