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親子で計画作り! ママが「言い訳の多い子ども」の学習意欲を上げるコツ

  • 2015.12.4
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【ママからのご相談】

小学5年生の息子がいます。言い訳ばかりしてなかなか机に向かいません。宿題をやり切れないことも多く、困っています。「テレビやゲームは宿題をしてからにしなさい」と怒っても、「学校と習い事で忙しいし、疲れて眠い」と言い訳ばかりです。 どのように説得すれば勉強をするようになるのでしょうか。

●A. 予定表を子どもと一緒に作りましょう!

こんにちは。現役塾講師の福嶺美優です。ご相談いただきありがとうございます。

塾講師をしておりますと「家で勉強をしなさいと言っても言い訳ばかりで、勉強をなかなかせずに困っている」というご相談を多く受けます。そういったお子様は、いつ何をすべきか分かっていないことが多いため、学習予定を一緒に立てることで、机に向かうべき時間を認識させ学習を促すことができます。

そこで今回は、言い訳ばかりで机に向かわない子どもへの対処法をご紹介します。

●言い訳を一つ一つ検証しましょう

「時間がないから」「毎日疲れて眠いから」などとは言うものの、実際は遊びの時間を多くとっていることも多いもの。「少し休憩」とゲームをし始めたり、テレビを見始めたりしてしまうと、そのままダラダラと時間を過ごしてしまうことも少なくありません。1日をどう過ごしていたのか、どこを勉強する時間にあてられるのか、子どもと一緒に検証することが大切です。

●どう改善すべきか子どもに自ら考えさせましょう

心理学者のワイナーは、成績が下がったという結果を「自分は頭が悪いから仕方がない」と諦めるか「自分の努力が足りなかったからだ」と再起を誓うかによって、その後の勉強に対する取り組みはかなり違うはずだと述べています。

今回のケースに当てはめると「時間がないから仕方ない」という思考から、「時間を作る努力をしていない」と子ども自身に気付かせることによって、自主的に机に向かう時間を作るよう促すことができるのかも。

●1週間の予定を一緒に立てる

1週間の学習予定を子どもと一緒に作成しましょう。ここで大切なことは、少しゆとりを持たせること。タイトに作りすぎてしまうと、実行できなかったときに、やる気を失ってしまう要因になります。また達成できたスケジュールをチェックすることで、子どもに達成感を与えることができます。

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言い訳ばかりで机に向かわない子どもたちには、一緒に計画を立ててあげることで、いつ何をすべきか整理させ学習を促すことができます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】

・『図説心理学入門』齋藤勇・著

●ライター/福嶺美優(現役塾講師)

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