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464万枚で“BTS超え”達成!恐ろしい上昇を見せるSEVENTEEN、新しいK-POPの時代を作れるか

  • 2023.4.25

発売するアルバムごとに躊躇のない上昇を続けている13人組ボーイズグループSEVENTEENの自信が通じた。

4月24日に10thミニアルバム『FML』を発売したSEVENTEENが、K-POPの新しい記録を作っている。

ニューアルバム『FML』は発売を控えて、国内外の先行注文量が464万枚を超えてK-POPの初動(発売から1週間のアルバム販売量)新記録を更新した。

BTSを超える記録

4月25日、アルバム販売量集計サイトのHANTEOチャートによると、前日発売された『FML』は同日基準で464万枚も売れた。

(写真提供= PLEDISエンターテインメント)

これはSEVENTEENの前作である4thフルアルバム『Face the Sun』の初動販売量である206万7769枚をたった一日ではるかに超えた記録であり、2020年にBTS(防弾少年団)が4thフルアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』で作った337万8633枚の先行注文量記録まで超えた数字だ。

SEVENTEENは今回のアルバムを通じて、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」のトップを狙う。彼らは2022年6月に発売した4thフルアルバム『Face the Sun』が「ビルボード200」の7位に、同年7月に発売した4thフルアルバムのリパッケージアルバム『SECTOR 17』でK-POP史上初めてリパッケージアルバムで“初動ミリオンセラー”を達成し、「ビルボード200」で自己最高記録である4位を記録した。

SEVENTEENが上昇傾向を続けているだけに、『FML』は「ビルボード200」の自己記録更新はもちろん、各種グローバルチャートで好成績を収めるものと期待される。

今回、彼らは初めてダブルタイトル曲で活動する。アルバムには、ダブルタイトル曲である『F*ck My Life』と『Super』をはじめ、ユニット曲『Dust』『Fire』『I Don’t Understand but I Luv U』、団体曲『April shower』の計6曲が収録された。

またウジを筆頭に、メンバーのエスクプス、ホシ、ウォヌ、ミンギュ、バーノン、ディノが作詞、または作曲に参加して完成度を高めた。

(写真提供= PLEDISエンターテインメント)

曲名自体で強烈な『F*ck My Life』は、「こんなくだらない世の中」というストレートなタイトルを通じて、苦しい人生も肯定的な気運で乗り越えようという温かい慰労と共感を伝える。またもうひとつのタイトル曲『Super』は、試練と挫折を体験しながら自身をアップグレードする「孫悟空」からインスピレーションを受け、無限成長中のSEVENTEENを「孫悟空」になぞらえて表現したメッセージを含んでいる。

デビュー以降、初めてダブルタイトル曲として活動するSEVENTEENは「2曲で互いに違うイメージを見せなければならないというプレッシャーもあるが、僕たちがやりたい音楽と伝えたいメッセージをすべて盛り込んだアルバムだ。いつにも増して自信がある」と強い自信を示した。

“ポストBTS”時代のトップランナーに

そんなSEVENTEENの底力は音源チャートにも表れている。ダブルタイトル曲のひとつである『Super』は音源公開後、韓国の主要音源サイトであるMelonやBugsのリアルタイムチャートで1位はもちろん、iTunesトップソングチャートでシンガポール、フィリピン、ブラジル、インドなど計36の国や地域で1位を記録した。

日本の主要音源サイトAWAでも1位に上がるなど、各種グローバルチャートのトップを席巻している。収録曲であり、ユニット曲でもある『Dust』『Fire』『I Don’t Understand but I Luv U』なども、Melonの10位圏に定着して音源パワーを証明した。

(写真提供= PLEDISエンターテインメント)

2015年5月にデビューしたSEVENTEENは、『Pretty U』『Oh My!』『VERY NICE』『Clap』『Don’t Wanna Cry』『HOT』『MANSAE』『Left & Right』『Rock with you』など、数多くのヒット曲を生み出してK-POP代表するアイドルとなった。

とあるK-POP関係者は、「大衆の物差しはアルバム販売量よりも音源の成績で判断される。現在、K-POP界はガールズグループの活躍が支配的だが、そこに対抗できるボーイズグループとしては、これまで大衆的な曲と共に多人数グループの優れたパフォーマンスで愛されてきたSEVENTEENになると見ている」と話した。

K-POP界は現在、“ポストBTS”の時代が開かれた。BLACKPINK、SEVENTEEN、Stray Kidsなど第3、4世代のアイドルグループがBTSに代わって、強固に積み上げた海外ファンの結集力でK-POPの新しい道しるべを作っている。特に昨年からは、SEVENTEENのグローバルな人気上昇が尋常ではない。

(写真提供=OSEN)SEVENTEEN

2022年6月にソウルの高尺(コチョク)スカイドームで始まり、6カ月にわたって繰り広げたワールドツアーも海外認知度を高める契機となった。彼らは去る3月まで北米とアジアアリーナツアー、日本ドームツアー、アジアスタジアム追加公演など、計22都市で29回の公演を行った。日本ではJAPAN 1st EP『DREAM』でオリコンチャートの1位を記録した。

今年は昨年より、さらに大きな規模の海外公演も行う計画であり、彼らのグローバルな成果に期待が集まる。メンバーのミンギュは今回の活動を通じて、「全世界を揺さぶりたい」という抱負を表わしたりもした。

「地面を見て上がり続けた、頂上まで/多くの試練は堂々とI always Win/力をつぎ込んで倒れても、あきらめを知らず、暴れ回る最中/僕らは休まない毎日」

タイトル曲『Super』の歌詞のように、成長と挑戦のアイコンになったSEVENTEENが「孫悟空」のようにさらに高くさらに遠くへと飛んでいく。

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