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「母親ってこんなに孤独なものなの…?」わが子と2人きりの生活に疲れ果てた私<セルフねんね>

  • 2023.4.24

ゆのさんは娘・ゆらちゃん、夫・のっぽさんの3人家族。1歳7カ月になった今では、ひとりで“ねんね”できるようになったゆらちゃん。しかし、ここまでくるのにさまざまな苦労がありました。ゆらちゃんは出生時に、無呼吸発作と低体重が原因で保育器の中で過ごしていました。抱っこしていないと泣き叫ぶわが子を見て、「いつまた呼吸が止まるかわからない」という不安に駆られるゆのさん。その結果、常にゆらちゃんを抱っこしたまま生活するようになっていたのです。

ゆらちゃんが泣かないように、ほとんどの時間をソファで過ごすゆのさん。休まないとダメだ!と、頭でわかっていても寝かしつけてもすぐに起きてしまうため「このままでいいか」とすぐにあきらめてしまいます。それにより体の疲労が蓄積され、とうとう体力も精神も限界に……!

そんなときねんねトレーニングがあることを知りました。

子どものためにも、自分のためにも環境を変えないと!と思ったゆのさんは、ねんトレを始めることを決意します。が、しかし……!?

子育ての大変さを痛感

ネットで「ねんトレ前にする習慣や環境を整えるポイント」を知ったゆのさん。さっそく、気合を入れて4つのことを実践しました。

1つ目は、赤ちゃんに快適な温度・湿度・服装に整えることからスタート。「着せすぎは怖いし、薄着は風邪が心配だし……」とベストな洋服選びがわからず苦戦!

2つ目は、光の使い方に注意してみました。朝は、睡眠ホルモンを作るために朝日をしっかり浴びさせ、夕方は部屋の電気をオレンジ色に変更、そして夜はたまごライトを使用と徹底します。

3つ目は、親子のふれあいで心の安定をはかることに。「ゆらさん遊ぼう! 床に着陸するよ〜」と、声をかけながら床に置くゆのさん。ゆらちゃんは起きているときだけは、床に置いても泣かなくなってきたのです。それからスキンシップをとり、絵本を読んであげることにしました。

4つ目は、ゆらちゃんがご機嫌でいられる活動時間を把握。「生後2カ月でご機嫌でいる時間は、長くても1時間20分。それよりも起きている時間が長いと寝つきが悪くなるらしい……」と考えながら揺らしていると、寝かしつけを始めてたった10分で寝てしまったゆらちゃんに驚きます。

そして翌日は、ゆらちゃんの活動時間に合わせて散歩に挑戦することにしました。

「イチョウがきれいだね〜」と話しかけながら歩いていると、突然眠ってしまったゆらちゃん。そんな天使の寝顔をスマホで撮影しながら、どこに行こうかと目的地を考え始めますが……。

散歩に出るまでの準備がグダグダ、ベンチに座ったら起きてしまうかもしれないから歩き続けるしかない、人混みは怖い……と、疲れているせいかネガティブな思考に陥ってしまいました。赤ちゃんを散歩しているママにも話しかけられず、ゆのさんは「ひとりぼっち」な気持ちになり始めたのです。

赤ちゃんとの遊びに悩んだり、児童館に行く勇気がわかなかったり、ひとりぼっちのように感じてしまったりしながらも育児に奮闘するゆのさん。多くのママが、そんなゆのさんの心の声に共感されたのではないでしょうか。ママはひとりで抱え込まずに、夫や家族に「助けて!」と本音を言えるようにすることが大切なのかもしれませんね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター ゆの

ベビーカレンダー編集部

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